Петербургская филармония приедет в Московскую консерваторию
サンクトペテルブルク・フィルハーモニーがモスクワ音楽院でショスタコーヴィチ生誕120周年記念の共同プロジェクトを開催へ
11月8日と9日、D. D. ショスタコーヴィチ記念サンクトペテルブルク交響楽団とP. I. チャイコフスキー記念モスクワ音楽院による共同プロジェクトの主要イベントが開催される。ドミトリー・ショスタコーヴィチの生誕120周年に捧げられたこのプロジェクトは、コンサート、学術会議、展覧会を統合した3部構成となっている。
11月8日にはモスクワ音楽院のラフマニノフ・ホールにて、ヤロスラフ・ザボヤルキン指揮、ニコライ・マジャラ(ピアノ)の独奏により、ロシア功労団体ユース室内管弦楽団が出演する。この夜は、1933年にレニングラード・フィルハーモニー大ホールで初演されたショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番のほか、作曲家の友人たちによって彼の音楽から作られた2つの作品が演奏される。その2作とは、モスクワ室内管弦楽団の芸術監督ルドルフ・バルシャイが1967年に弦楽四重奏曲第8番を管弦楽編曲した「室内交響曲」と、レヴォン・アトフミャンが曲集としてまとめ編曲した「2台のヴァイオリンと管弦楽のための5つの小品」である。また、プログラムには師であるショスタコーヴィチの様式の影響が感じられるゲオルギー・スヴィリードフの「室内オーケストラのための音楽」も含まれる。
同日の11月8日、モスクワ音楽院大ホールでは展覧会「ドミトリー・ショスタコーヴィチ:運命のグラフィック。アレクサンドル・トラウゴト」が開幕する。この展示では、ショスタコーヴィチと同年代ではないものの同時代人であり時代の証人であったサンクトペテルブルクの著名な画家の作品を通じて、ショスタコーヴィチの人物像が紹介される。
この展覧会は、フィルハーモニーへのショスタコーヴィチ命名50周年に合わせて2025年にサンクトペテルブルク・フィルハーモニーで開催された展覧会「アレクサンドル・トラウゴト。ショスタコーヴィチの時代。グラフィック」を言い換えたようなものである。エレナ・マトヴェーエワのモノグラフ『ドミトリー・ショスタコーヴィチの物語。不滅』(2015年)への挿絵や、作曲家の生涯、イメージ、創作に捧げられた即興の素描(2025年)など一部の連作が重複しているものの、この2つの展覧会は創作的表現の基調や作品構成の点で異なっている。
翌日は国際学術会議「ショスタコーヴィチと20世紀の国内作曲家流派」に充てられる。11月9日にモスクワ音楽院の会議ホールにて、音楽学者、歴史家、美術史家が登壇する。参加者の地域はポモーリエからシベリアに及び、ロシアの同僚たちに加えてベラルーシの研究者も参加する。発表予定のテーマには、ショスタコーヴィチとモスクワ音楽院、ノヴォシビルスクでの作曲家と疎開したレニングラード・フィルハーモニーの音楽家たちとの交流、運命の年1936年のアルハンゲリスク訪問、海外プレスにおける「音楽の代わりに荒唐無稽」の反響などが含まれる。さらに、ショスタコーヴィチとその弟子たちの作品、彼らに対する作曲家の創作や人物像の影響についても検討される。また、同時代の芸術家たちの作品におけるショスタコーヴィチの像とその音楽の具現化についても論じられる。全体として、この会議はソビエトおよびポスト・ソビエト時代における作曲家の創作手法の研究に関する多様な音楽学的側面とそれに対する考察に捧げられる。
本プロジェクトは、2024年6月にサンクトペテルブルク・フィルハーモニーとモスクワ音楽院の間で締結された協力協定の枠組みの中で実施される。

