#5177, Choral Music - WNYC
WNYCのラジオ番組「Choral Music」でサラ・ダヴァチ、ドナチャ・デネヒー、ピート・ワイアーらの合唱作品が紹介される
WNYCの番組「Choral Music」では、ロサンゼルスを拠点とするカナダの作曲家サラ・ダヴァチ、イギリスの作曲家ピート・ワイアー、アイルランドの作曲家ドナチャ・デネヒーによる、大人および若年層の合唱団のための合唱音楽が紹介されました。
ロサンゼルスを拠点とするカナダの作曲家でキーボード奏者のサラ・ダヴァチによる、アイルランドのダンダークにあるLouth Contemporary Music Society(LCMS)から委嘱された3つの合唱曲からなる組曲『Songs of the Smile’s Fig』が放送されました。この作品は、シュルレアリスムの指導者アンドレ・ブルトンの詩からタイトルと歌詞が取られています。ポール・グリフィスはLCMSのBandcampライナーノーツで、「ブルトンの『Les Attitudes spectrales』(1926年)の一節をデヴィッド・ガスコインが翻訳した『They who bit the smile’s fig』という言葉は、相容れないものを並置する初期シュルレアリスム詩の特徴を示している。ダヴァチはこの詩や他の詩から言葉やフレーズを選び、歌手たちに歌わせた。長く保持される音や無関係な素材の絡み合いは、言葉の意味に対する我々の体験を減退させるだろう」と述べています。
続いて、アイルランドの作曲家ドナチャ・デネヒーのオペラ『The First Child』の一部が放送されました。この作品は、子供のいじめの影響や、生涯にわたって続く否定的な結果といった問題に取り組んでおり、アイルランド国立オペラ児童合唱団、クラッシュ・アンサンブル、アイルランド国立オペラが出演しています。
また、ピート・M・ワイアーによる「New Sounds Live」委嘱作品『Song of the Human』の一部も紹介されました。これは鳥のさえずりと人間の声のための作品で、フィラデルフィアを拠点とする合唱団「ザ・クロッシング」が出演しています。さらに、エストニアの歌手・ヴァイオリニスト・電子音響作曲家であるマールヤ・ヌートの楽曲をエレヘイン少女合唱団のために編曲した、太陽への歌『Veere veere paevakene』(転がれ、転がれ、愛しい太陽よ)も放送されました。