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🇯🇵 日本ピアノぶらあぼ · 2026年4月29日 07:31 · レビュー· 約1分で読めます

【SACD】アステリズム/北村朋幹

【SACD】アステリズム/北村朋幹

日本語要約
ピアニスト北村朋幹による、戦後現代音楽の精鋭作品を集めたSACD『アステリズム』のレビュー。武満徹、ベリオ、シュトックハウゼン、メシアン、八村義夫といった難曲を、北村の鋭く透明感のあるピアニズムで鮮やかに描き出している。特に八村義夫の「星辰譜」は、21世紀的な解釈で新たな命を吹き込まれた。井上道義指揮、札幌交響楽団との共演を含む本作は、楽曲の解像度とピアノ演奏の進化を実感させる名盤である。
全文(日本語)

北村朋幹は幅広いレパートリーとキレ味鋭いテクニックで評価を高めているが、本盤は前衛が尖っていた戦後現代音楽の、中でも極めつけに尖った作品を集めたもの。

選曲のキーは「星群・星座」のイメージだが、それは「アステリズム」「峡谷から星たちへ…」といった作曲家自身が付与したものだけでなく、割れたガラスのように鋭く弾ける北村のピアニズムの透明感や宇宙的な広がりが楽曲にもたらすものでもある。

名作の呼び声が高いのに長らく新録音のなかった八村義夫「星辰譜」も、21世紀的なセンスで蘇った。各楽曲の解像度の高さと滑らかな運びに、ピアノ演奏自体の進化も実感した。(文:江藤光紀/ぶらあぼ2026年5月号より)

▼関連キーワード解説 (4)
井上道義人物・団体Wikipedia ↗

井上 道義 は、日本の指揮者・ピアニスト・作曲家。2007年1月から2018年3月までオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、2014年4月から2017年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者を、それぞれ務めた。2024年に引退した。

札幌交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人札幌交響楽団(さっぽろこうきょうがくだん)は、北海道札幌市に本拠を置く、日本のオーケストラ。通称・略称は札響 。日本オーケストラ連盟正会員。

札幌コンサートホールKitara会場Wikipedia ↗

札幌コンサートホール Kitara は、札幌市中央区にあるコンサートホール。「優良ホール100選」選定。愛称の「Kitara」は公募による。札幌市の音楽講師・内村直子氏の発案が選定された。ギリシャ神話の芸術の神・アポローンの楽器「キタラ」と方位の「北」の意味が込められている。竪琴である「キタラ」のまっすぐに張られた弦には調和や未来への希望の意味があることなどが選定理由。楽器の「キタラ」のスペルは"kithara"だが、浸透しにくいなどの理由から"t"と"a"の間にある"h"が省かれ"kitara"とされた。その音響は世界的と評価されており、その一例として1998年にバーミンガム市交響楽団を伴って演奏に訪れた指揮者サイモン・ラトルは「近代的なコンサートホールとしては世界一」と評した。

アステリズム作品Wikipedia ↗

アステリズム (asterism) 、あるいは星群(せいぐん)とは、天球上で複数の恒星を連ねて象った天文集合体およびその口語定義である。星座同様、趣味の天体観測の対象や、簡易的な時刻や方角・天球位置の把握手段として有史以来親しまれてきたものも存在する。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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