ピアニスト・反田恭平被告、有罪判決→創設したオーケストラの社長を退任 引き続き顧問として活動に携わる - 山陽新聞
ピアニストの反田恭平が道交法違反で有罪判決を受け、ジャパン・ナショナル・オーケストラの社長を退任
Japan National Orchestra(ジャパン・ナショナル・オーケストラ/JNO)は29日、公式サイトを更新し、運営会社の社長を務めていたピアニストの反田恭平(32)の退任を発表した。
反田は、都内の高速道路を制限速度を超えるスピードで車を運転したとして、道交法違反(速度超過)の罪に問われ、29日に東京地裁から拘禁刑3ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。
これを受け、自身が創設したJNOは、公式サイトで「Japan National Orchestra 株式会社(以下「JNO」)、2026年10月29日付で、反田恭平が代表取締役社長を退任し、後任として、代表取締役会長の川島昭彦が代表取締役社長を兼任することとなりましたので、お知らせいたします」と発表した。退任の理由について「今回の道路交通法違反に関する事案を受け、組織としての責任の明確化および今後の運営体制について協議を行った結果によるものです」と説明する一方、「なお、反田は今後、顧問として引き続きJNOの活動に携わってまいります。JNOは、本件を重く受け止めるとともに、重要事項に関する情報共有体制およびリスク管理体制を改めて見直し、コンプライアンスの徹底と再発防止に取り組んでまいります」と報告。「日頃よりご支援いただいているファン、スポンサーならびに関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「新体制のもと、より一層透明性の高い組織運営に努め、信頼回復に取り組んでまいります」とした。
反田は判決を受け、自身の公式サイトに「謹告」と題した直筆署名入りの文書を掲載。「判決で有罪と認定された事実は、私が、首都高速道路において、制限速度を約80キロ超過する速度で運転したというものです。重大な人身事故を招きかねない危険な運転行為であることは言うまでもなく、ひとえに私自身の自覚の欠如と軽率な判断によるものであり、いかなる理由があっても正当化されるものではありません」とし、ファンや関係者へ謝罪するとともに、「社会的責任を自覚した行動を徹底するとともに、地道に音楽活動に打ち込み、精一杯の演奏をお届けさせていただきたいと考えております」と活動継続の意向を示した。
反田は1994年生まれ。2016年のデビュー・リサイタル以降、定期的にリサイタルやオーケストラとのツアーを全国で行う一方、2018年からは室内楽や自身が創設したJNOのプロデュースも実施。2021年5月にはオーケストラのための新会社を立ちあげ、奈良を拠点に活動を開始した。同年の第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位を受賞。プライベートでは2023年元日にピアニストの小林愛実との結婚を発表し、同年8月に第1子誕生を報告していた。
なお、今回の事態を受けてNHKは今月7日、『第93回NHK全国学校音楽コンクール(Nコン2026)全国コンクール 中学校の部』の特別審査員を反田から横山だいすけに変更すると発表していた。