Spiritato's The Planets: A baroque voyage through the heavens - www.scenemag.co.uk
古楽アンサンブル「スピリタート」、ブライトン古楽フェスティバルで17〜18世紀の作品による「惑星」プログラムを演奏
スピリタートによる『惑星』:天を巡るバロックの航海
混沌の鮮烈な響きから鳥の歌、ファゴットの見事な演奏、そして火星から海王星への喜びに満ちた旅へと続く。キンガ・ウイサーシが情熱と精密さ、抒情的な温もりをもってスピリタートを率いる。極めて独創的で見逃せない古楽公演である。
10月3日に聖マーティン教会で開催されたスピリタートの『惑星』は、想像力を揺さぶるコンサートとなった。ヴァイオリニストのキンガ・ウイサーシ率いるアンサンブルは、ホルストの2世紀前に惑星の組曲が存在していたらどのような響きだったかを問いかけ、17世紀および18世紀の名曲を繋ぎ合わせることでそれに応えた。その結果は独創的で輝かしく、喜びに満ちたものとなった。
ブライトン古楽フェスティバル(BREMF)は、中世からバロック、古典派の音楽をチェンバロ、テオルボ、ガット弦のヴァイオリンなどのピリオド楽器で祝う、この街の年次音楽祭である。街中の会場で著名な演奏家と新進気鋭の若手を交えて演奏が行われている。
1600年代から1700年代にかけてコペルニクス、ケプラー、ガリレオが宇宙像を覆したが、当時の歌劇場は神々や英雄で満たされていた。スピリタートは神々を文字通り描写するのではなく、各惑星の占星術的な性格に波長を合わせるホルストの手法を借り、古楽によってその雰囲気を表現した。
前半はジャン=フェリ・ルベルの『四大元素』(1737年にバレエ音楽として作曲)が演奏された。冒頭の「混沌」は不協和音の衝撃で始まり、そこから秩序が徐々に現れていく。続く舞曲では、活気あるタンバリンを伴う木管楽器の二重奏や、鳥の鳴き声や口笛を交えた「ナイチンゲール」や「タンブーラン」が教会を満たした。カトリオナ・マクダーミドのファゴットは豊かで機敏であり、ルイ・モワザンのテオルボは通奏低音にしなやかな温もりを与えた。
休憩後の後半は惑星の旅となり、火星から海王星までがひと続きの楽曲のように構成された。火星にはケルルの戦闘の音楽、金星にはブロウの『ヴィーナスとアドニス』、水星にはヘンデルの『エイシスとガラテア』序曲、天王星にはハーシェルのプレスト(作曲家自身が後にその惑星を発見した)、木星にはカストルッチの「スピリトーソ」、土星にはフィッシャーの「ラメント」、そして海王星にはラモーの楽曲が配された。全体をメルラの「子守歌」がさまざまに形を変えて繋ぎ合わせた。
キンガ・ウイサーシは情熱的かつ精密な演奏で全体を牽引し、BREMFエマージング・アーティスツのアンドリュー・タヘニー(ヴァイオリン)とビリー・ホイ(フルート)も共演を果たした。スピリタートは研究主導のプロジェクトや忘れられた作曲家を専門としており、11月にはロンドン・ヘンデル・フェスティバルにデビューする予定である。
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