LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
♪
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本オーケストラレコ芸ONLINE · 2026年10月1日 10:02 · レビュー· 約1分で読めます

絶滅芸術? 【連載】プレルーディウム 第22回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也、N響と東響によるフランツ・シュミット《七つの封印の書》連続上演と杉本博司展を考察

日本語要約
音楽評論家の舩木篤也による連載「プレルーディウム」第22回。2026年9月にNHK交響楽団(ファビオ・ルイージ指揮)と東京交響楽団(ロレンツォ・ヴィオッティ指揮)が相次いで上演したフランツ・シュミットのオラトリオ《七つの封印の書》を取り上げた。東京国立近代美術館で開催された『杉本博司 絶滅写真』展での「絶滅」や終末への警告を手掛かりに、新約聖書『ヨハネの黙示録』に基づく本作が現代において相次いで選ばれた意味や、ニコラウス・アーノンクール指揮による録音などを通じて作品に込められた終末と救済の主題を論じている。
全文(日本語)

音楽評論家・舩木篤也氏の連載「プレルーディウム」第22回では、NHK交響楽団と東京交響楽団によって相次いで演奏されたフランツ・シュミットの大作オラトリオ《七つの封印の書》が取り上げられた。

2026年9月、N響(100年特別企画、9月12・13日、ファビオ・ルイージ指揮、NHKホール)と東響(創立80周年記念、9月19日サントリーホール、9月21日ミューザ川崎シンフォニーホール、ロレンツォ・ヴィオッティ指揮)が、偶然にも同じ時期にこの作品を取り上げた。筆者は9月13日のN響公演と19日の東響公演を鑑賞した。

筆者はこの選曲の背景にある必然性について、直前に東京国立近代美術館で鑑賞した『杉本博司 絶滅写真』展(2026年6月13日〜9月13日)を手掛かりに考察している。同展は銀塩写真の終焉のみならず、AI時代における真実の変質や人類の絶滅への警告を含んでいた。

新約聖書『ヨハネの黙示録』をテキストとする《七つの封印の書》は、戦争や飢饉、地震といった災いや人類への裁きを描きつつも、最終的には「最後の審判」を経て世界が更新される希望を歌う。記事では、ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による2000年録音(テルデック)の演奏にも触れながら、作品が持つ終末と再生のメッセージを論じている。

▼関連キーワード解説 (3)
フランツ・シュミット人物・団体Wikipedia ↗

フランツ・シュミット は、後期ロマン派に属するオーストリアの作曲家。

フランツ・ハヴラタ人物・団体Wikipedia ↗

フランツ・ハヴラタ は、ドイツのバス・バリトン歌手。

ヘルベルト・タヘツィ人物・団体Wikipedia ↗

ヘルベルト・タヘツィ は、オーストリアのオルガン奏者、チェンバロ奏者、作曲家。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
次に読むなら
舩木篤也 の他の記事
🇯🇵 日本オーケストラニュースぶらあぼ9/17 13:31
2026年10月のテレビ・ラジオにおけるクラシック音楽番組放送情報
10月のTV&FMクラシック音楽番組情報一覧
2026年10月に放送予定のテレビ・ラジオのクラシック音楽番組情報を掲載。NHK Eテレ、NHK BS、日本テレビ、BS日テレ、テレビ朝日等の番組内容、出演者、放送日時をまとめている。
ファビオ・ルイージNHK交響楽団ウィーン国立歌劇場
2026年10月のテレビ・ラジオにおけるクラシック音楽番組放送情報
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News EN 指揮者9/22 21:02
指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットが高松宮殿下記念世界文化賞の音楽部門を受賞
Conductor Herbert Blomstedt Wins Praemium Imperiale for Music - JAPAN Forward
日本美術協会が主宰する高松宮殿下記念世界文化賞の今年の音楽部門受賞者に、指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットが選ばれた。同賞は絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門で顕彰され、受賞者には各1500万円が贈られる。現在90代後半のブロムシュテットは、シュターツカペレ・ドレスデンやサンフランシスコ交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などを率いて高い評価を獲得してきた。NHK交響楽団とは45年に及ぶ関係を築き桂冠名誉指揮者を務めているほか、北欧作曲家の普及や東日本大震災復興チャリティ公演などでも知られる。
ヘルベルト・ブロムシュテットジャン・モレル
🇦🇹 オーストリアオーケストラニュースSlippedisc9/12 01:00
アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルによるマーラー交響曲全集がドイツ・グラモフォンから発売
Boston snub: DG backs Andris Nelsons big box
ドイツ・グラモフォンは、アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による「マーラー:交響曲全集」を2026年10月23日に発売する。2018年から2026年にかけてライブ録音された全10曲を収録した12枚組のボックスセットとなる。
アンドリス・ネルソンスウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
舩木篤也 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇯🇵 日本オーケストラニュースGoogle News JP オケ関西10/1 10:02
D&Mカンパニー、地域文化振興への取り組みとして大阪フィルハーモニー交響楽団の活動に協賛
D&Mカンパニー、地域文化振興への取り組みとして大阪フィルハーモニー交響楽団の活動に協賛 - Infoseek
D&Mカンパニーは、地域文化振興への取り組みとして大阪フィルハーモニー交響楽団の活動に協賛することを発表しました。
🇺🇸 アメリカオーケストラニュースGoogle News EN 人事10/1 09:33
スプリングフィールド交響楽団が音楽監督の最終候補者5名を発表
Springfield Symphony names five music director finalists - wwlp.com
スプリングフィールド交響楽団が、音楽監督の最終候補者5名を発表しました。
🇪🇸 スペインオーケストラニュースBeckmesser10/1 09:31
グルポ・タリア、シルビア・サンス・トーレ指揮のマドリード・オーディトリオ・ナシオナル公演で第16シーズンを開幕へ
El Grupo Talía inicia su 16.ª temporada en el Auditorio Nacional con la maestría sinfónico-coral del Romanticismo Alemán de Brahms y Mendelssohn.
グルポ・タリアはマドリードのオーディトリオ・ナシオナル・デ・ムシカのシンフォニック・ホールにて第16シーズン(2026/27シーズン)を開幕する。10月3日の開幕公演ではシルビア・サンス・トーレ指揮のもと、マドリード・メトロポリターナ管弦楽団とタリア合唱団がメンデルスゾーンの『詩篇第98番』、ブラームスの『運命の歌』および交響曲第2番を演奏する。シーズンではベートーヴェンの交響曲第7番、プロコフィエフの『ピーターと狼』、ホルストの『惑星』、ドヴォルザークの『テ・デウム』なども取り上げられる。
グルポ・タリアマドリード・メトロポリターナ管弦楽団オーディトリオ・ナシオナル・デ・ムシカ シンフォニック・ホール
グルポ・タリア、シルビア・サンス・トーレ指揮のマドリード・オーディトリオ・ナシオナル公演で第16シーズンを開幕へ
タグ
舩木篤也フランツ・シュミットカート・ストレイトフランツ・ハヴラタドロテア・レーシュマンマルヤーナ・リポヴシェクヘルベルト・リッペルトヘルベルト・タヘツィニコラウス・アーノンクールウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ウィーン楽友協会合唱団ヨハネス・プリンツNHK交響楽団東京交響楽団杉本博司ミヒャエル・ラウレンツダーヴィト・シュテフェンス迫田美帆藤井麻美伊藤達人加藤宏隆新山恵理ファビオ・ルイージ新国立劇場合唱団冨平恭平マキシミリアン・シュミットフランツ=ヨゼフ・ゼーリヒクリスティーナ・ランツハマーカトリオーナ・モリソンパトリック・グラールクレシミル・ストラジャナッツ大木麻理ロレンツォ・ヴィオッティ東響コーラス東京国立近代美術館NHKホールサントリーホール大ホールミューザ川崎シンフォニーホールオラトリオ《七つの封印の書》
原文を読む → レコ芸ONLINE
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る