〈司書記者の旅をする本棚 34〉鮮烈な黒 表現深めるアートな空間 台東区 東京藝術大学附属図書館 - 東京新聞
東京藝術大学附属図書館の貴重な音楽・美術資料と空間を紹介する司書記者コラム
日本語要約
東京新聞の谷野哲郎記者によるコラムで、東京藝術大学上野キャンパスの附属図書館が紹介された。漆黒の内装が特徴の同館は音楽や美術の貴重資料を保管し、年間約2万3000人が利用する。1880年に米国から取り寄せた「バイエル」の古い楽譜なども所蔵されている。
全文(日本語)
図書館司書の資格を持つ東京新聞の谷野哲郎記者がお薦めの場所と本を紹介するコラム連載。
東京藝大の上野キャンパスにある附属図書館は、書庫の鮮烈に光る黒色が印象的な漆黒の色合いが美しいアートな空間となっている。資料サービス係長の西山朋代さんによると、耐震工事や増え続ける資料を収容するため昭和期からあったA棟を改修し、2017年にB棟を建設した。資料は取手分室を含めて約43万点におよび、和書や洋書のほか楽譜、レコード、CDも収蔵されている。
書庫には音楽や美術に関する貴重な資料が保管されており、指揮者や作曲家、画家や彫刻家を目指す学生たちが通い、作曲家の自筆譜レプリカや外国語の原書を読み込んで研究を行っている。年間利用者は約2万3000人に上る。
同館にはピアノの練習曲として有名な「バイエル」の古い楽譜があり、1880(明治13)年に米国から取り寄せられた藝大に入ってきた最初の楽譜の一つであるという。
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