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🇦🇹 オーストリアオーケストラぶらあぼ · 2026年7月15日 20:01 · ニュース· 約2分で読めます

いま聴くべき、ウィーンで受け継がれてきた傑作 フランツ・シュミット「7つの封印の書」、その魅力とは——

いま聴くべき、ウィーンで受け継がれてきた傑作 フランツ・シュミット「7つの封印の書」、その魅力とは——

日本語要約
フランツ・シュミットが1937年に完成させたオラトリオ「7つの封印の書」は、ウィーンの音楽界で大切に受け継がれてきた傑作である。2026年9月には、日本でNHK交響楽団と東京交響楽団が相次いで本作品を取り上げる。本作は『ヨハネの黙示録』を題材とし、特徴的な4音のモティーフや壮大なオルガン、合唱が魅力の作品である。
全文(日本語)

フランツ・シュミット(1874-1939)が作曲したオラトリオ「7つの封印の書」は、劇的かつ絵画的な作品であり、曲の冒頭と最後にはホルン、木管楽器、弦楽器による「ド・レ・ソ・ファ」の鮮やかなモティーフが響く。本作は『ヨハネの黙示録』を題材としており、第6章の四騎士の描写などが含まれる。

本作品はウィーン楽友協会合唱団の演奏を前提に1937年に完成し、1938年6月にオズヴァルト・カバスタ指揮ウィーン交響楽団、楽友協会合唱団により初演された。ウィーンの音楽家たちにとって、本作は「20世紀のマタイ受難曲」とも称される重要なレパートリーであり、ホルスト・シュタインやハインツ・ワルベルクらも度々指揮してきた。近年ではファビオ・ルイージ、ローター・ツァグロゼク、レオポルト・ハーガー、マンフレート・ホーネック、インゴ・メッツマッハー、ニコラウス・アーノンクール、クリスティアン・アルミンク、ロレンツォ・ヴィオッティらが指揮している。

日本での初演は1977年、山口貴指揮フィルハーモニー合唱団と東京交響楽団による。1996年には若杉弘が指揮した。

2026年9月には以下の公演が予定されている。

・NHK交響楽団(9/12-13、NHKホール):指揮ファビオ・ルイージ、ヨハネ役ミヒャエル・ラウレンツ、神の声ダーヴィト・シュテフェンス、ソプラノ迫田美帆、メゾ・ソプラノ藤井麻美、テノール伊藤達人、バス加藤宏隆、オルガン新山恵理、合唱新国立劇場合唱団。

・東京交響楽団(9/19、サントリーホール):指揮ロレンツォ・ヴィオッティ。

・東京交響楽団(9/21、ミューザ川崎シンフォニーホール):指揮ロレンツォ・ヴィオッティ、ヨハネ役マキシミリアン・シュミット、神の声フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ、ソプラノ クリスティーナ・ランツハマー、メゾソプラノ カトリオーナ・モリソン、テノール パトリック・グラール、バスバリトン クレシミル・ストラジャナッツ、オルガン大木麻理、合唱東響コーラス。

▼関連キーワード解説 (8)
フランツ・シュミット人物・団体Wikipedia ↗

フランツ・シュミット は、後期ロマン派に属するオーストリアの作曲家。

モーツァルト人物・団体Wikipedia ↗

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト は、主に現在のオーストリアを活動拠点とした音楽家。

サン=サーンス人物・団体Wikipedia ↗

シャルル・カミーユ・サン=サーンス は、フランスの作曲家、ピアニスト、オルガニスト、指揮者。広く知られた作品として『序奏とロンド・カプリチオーソ』(1863年)、ピアノ協奏曲第2番(1868年)、チェロ協奏曲第1番(1872年)、『死の舞踏』(1874年)、オペラ『サムソンとデリラ』(1877年)、ヴァイオリン協奏曲第3番(1880年)、交響曲第3番『オルガン付き』(1886年)、『動物の謝肉祭』(1886年)などが挙げられる。

ブラームス人物・団体Wikipedia ↗

ヨハネス・ブラームス は、ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共にドイツ音楽における三大Bとも称される。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没する。作風は概してロマン派音楽に属するが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。

オズヴァルト・カバスタ人物・団体Wikipedia ↗

オズヴァルト・カバスタ は、オーストリアの指揮者。

コルンゴルト人物・団体Wikipedia ↗

エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト は、オーストリア出身のアメリカ合衆国の作曲家・指揮者。神童として知られ、ハリウッド史上最も重要な作曲家の一人となった。

ツェムリンスキー人物・団体Wikipedia ↗

アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー は、オーストリアの作曲家・指揮者・音楽教師。

ホルスト・シュタイン人物・団体Wikipedia ↗

ホルスト・ヴァルター・シュタイン は、ドイツの指揮者。バンベルク交響楽団終身名誉指揮者。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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