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🇯🇵 日本オーケストラクラシックナビ · 2026年8月29日 12:32 · レビュー· 約1分で読めます

尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 ザ・シンフォニーホール特別演奏会 ラフマニノフ・ツィクルス ~永遠(とわ)の浪漫~ Ⅱ

尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団による「ラフマニノフ・ツィクルス ~永遠の浪漫~ Ⅱ」公演

日本語要約
大阪フィルハーモニー交響楽団は、音楽監督・尾高忠明の指揮で「ラフマニノフ・ツィクルス」を開催中。8月28日に行われた第2回公演では、ソリストにエヴァ・ゲヴォルギヤンを迎え、ピアノ協奏曲第4番と交響曲第2番が演奏された。
全文(日本語)

大阪フィルハーモニー交響楽団は、音楽監督の尾高忠明の指揮により、6月から11月にかけて全4回の「ラフマニノフ・ツィクルス ~永遠(とわ)の浪漫~」を行っている。本企画は、3つの交響曲、ピアノ協奏曲第2番から第4番、パガニーニの主題による狂詩曲、交響的舞曲を網羅する意欲的な内容である(ピアノ協奏曲第1番は過去の定期演奏会で取り上げたため除外)。

8月28日にザ・シンフォニーホールで開催された第2回公演では、ピアノ協奏曲第4番と交響曲第2番が演奏された。ピアノ協奏曲のソリストには、2021年のショパン国際ピアノコンクールで最年少ファイナリストとなったエヴァ・ゲヴォルギヤンが登場した。ピアノ協奏曲第4番は、作曲者がロシア在住時に着手し渡米後に完成させた作品で、大胆な和声やジャズのリズムなど「未来の音楽」を志向した作風から、初演当時は成功を収めなかった。しかし、今回の演奏ではピアノとオーケストラが第1楽章で「音色」、第2楽章以降で「旋律」を重視した対話を繰り広げ、ラフマニノフの挑戦の到達点を示す稀有な体験となった。

後半の交響曲第2番では、尾高忠明が自然な音運びで音楽を雄弁に語らせる巨匠としての手腕を発揮した。特に第3楽章の甘美な旋律をクライマックスに向けて盛り上げる綿密な設計が聴衆を唸らせ、終演後には熱狂的な拍手が送られた。なお、ソリスト・アンコールとして、チャイコフスキー(プレトニョフ編)の「くるみ割り人形」より「グラン・パ・ド・ドゥ」と、ビゼー(ヴォロドス編)の歌劇「カルメン」より「アラゴネーズ」が演奏された。

関連キーワード解説 (5)
尾高忠明人物・団体Wikipedia ↗

尾高 忠明 は、日本の指揮者。大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督。東京藝術大学音楽学部指揮科名誉教授。

大阪フィルハーモニー交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

大阪フィルハーモニー交響楽団 は、大阪市西成区岸里に本拠地を置く、日本を代表するオーケストラのひとつ。愛称「大フィル(だいフィル)」。日本オーケストラ連盟正会員。公益社団法人大阪フィルハーモニー協会が編成し、事業を行っている。

エヴァ・ゲヴォルギヤン人物・団体Wikipedia ↗

エヴァ・ゲヴォルギヤン はロシア系アルメニア人のピアニスト、作曲家。

崔文洙人物・団体Wikipedia ↗

崔 文洙 は、日本のヴァイオリニストである。

ザ・シンフォニーホール会場Wikipedia ↗

ザ・シンフォニーホール は、大阪府大阪市北区大淀南2丁目にある、日本初のクラシック音楽コンサート専用ホール。朝日放送 創立30周年記念事業の一環として建設された。音響の面で国内外から高い評価を受けている。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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