ズートン・ワンさんに取材しました
ズートン・ワンさんに取材しました

先日、来日していた中国出身のピアニスト、ズートン・ワンさん。第3位入賞を果たした昨年のショパンコンクールでは、香り立つようなみずみずしいピアニズムと白ジャケットを羽織った爽やかな佇まいが印象的でした。
6月初旬、カワイ表参道を訪れたズートンさんにインタビューしました。内モンゴル自治区出身の彼女ですが、幼少期にはピアノ教育者であったお祖父様からピアノの手ほどきを受けたとのこと。音楽に囲まれた家庭でその才能を開花させ、のびのびと育ったようです。
取材を通して伝わってきたのは、とにかく音楽に対する真面目で純粋な姿勢。「趣味は音楽」と言うほど、日々の生活のなかでも音楽と向き合う時間が多いようですが、ピアノ以外で熱中していることを尋ねられると、「映画鑑賞」という答え。「日本映画もけっこう観ますよ」とのことで、印象に残っているのは、是枝裕和監督の『Still Walking』(邦題:歩いても 歩いても)だそうです。「ボストンで是枝監督にお会いする機会もありました」と話していました。
現在は、ボストンのニューイングランド音楽院大学院でダン・タイ・ソン先生のもと研鑽を積んでいるズートンさん。この夏は、母国のほか、ポーランドなどヨーロッパでの演奏会も多く予定されています。そして、9月には日本での初の大規模な全国ツアー(札幌から福岡まで7公演)が控えます。コンクールでも演奏したShigeru Kawai SK-EXで、その美しく伸びやかな音色を響かせてくれそうです。
インタビュー記事は、7月号(6/18発行)巻頭Pre-Stageに掲載予定です。
【ズートン・ワン ピアノ・リサイタルツアー2026】
9/6(日)米子市文化ホール
9/10(木)札幌コンサートホール Kitara(小)
9/12(土)名古屋/しらかわホール
9/14(月)東京オペラシティ コンサートホール
9/16(水)秋田/アトリオン音楽ホール
9/18(金)福岡シンフォニーホール
9/20(日)高崎芸術劇場 音楽ホール
曲目:ショパン:夜想曲第3番、シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集、ショパン:即興曲第1番〜第4番、リスト(ブゾーニ編):モーツァルト《フィガロの結婚》の主題による幻想曲

