天才ピアニスト・ブーニンが「空白の9年」を語る 左手麻痺、左足8センチ切断…それでも復帰を決意した原動力〈クラシックの日〉 - AERA DIGITAL
ピアニストのスタニスラフ・ブーニンが左手の麻痺や左足の切断という苦難を乗り越え復帰に至るまでの道のりを語る
日本語要約
1985年のショパン国際ピアノコンクールで優勝したピアニスト、スタニスラフ・ブーニンが、2013年からの活動休止の理由と復帰の原動力を語った。左手の麻痺(石灰沈着性腱板炎)と左足の切断という致命的な障がいを負いながらも、作曲家の意図を伝えるという音楽への奉仕を支えに、2025年の公演に向けてリハビリを重ねた。
全文(日本語)
9月4日の「クラシックの日」にちなみ、2026年3月2日に「AERA DIGITAL」で掲載された記事が再配信された。天才ピアニストとして知られるスタニスラフ・ブーニンは、2013年に突然表舞台から姿を消した。ブーニンは自身の復帰に向けたリハビリ過程を記録した映画の撮影を受け入れた理由について、監督やスタッフの熱意が支えになったと語る。
映画では、杖をつき左足に特注の靴を履いて準備をするブーニンの姿が映し出される。ブーニンは自身の現状を「障がいを持ったただの年老いた男」と表現しつつ、「私に残ったものは『音楽への奉仕』だ」と述べている。
1966年モスクワ生まれのブーニンは、1985年のショパン国際ピアノコンクールで優勝し、世界的なブームを巻き起こした。しかし2013年、全公演をキャンセルし活動を休止した。その理由は「石灰沈着性腱板炎」による左手の麻痺であった。さらに2018年には自宅での転倒による左足首の骨折が重なり、左足を8センチ切断することとなった。
ピアニストにとって致命的な身体的変化を経験しながらも、ブーニンが復帰を決意した原動力は、12歳の時に感じた「音楽という言語を通じて作曲家の思いを人に伝える」という使命感にある。譜面に書かれた音符の背景にある作曲家の意図を探求することが、今も自身を動かすエンジンになっていると語った。
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出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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