漆原朝子がいま臨む、ベートーヴェン&シューベルト ヴァイオリンとピアノのための作品 全曲演奏会 in 大阪 - ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル
漆原朝子、津田裕也との共演でベートーヴェンとシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全曲演奏会を大阪で開催へ
理知的かつ繊細なアプローチで魅力的な調べを紡ぎ出すヴァイオリニストの漆原朝子が、13年ぶりにベートーヴェンのソナタ全10曲に対峙する。漆原は「弦楽四重奏全曲演奏の経験から、さらに深い世界に触れられました。ソナタも、新たな観点から取り組めるはず」と語り、自身にとって近しい存在だったというシューベルトのヴァイオリンとピアノのための全作品もシリーズ内で併せて披露し、「2人の作曲家の想いを、皆さまと共有できれば」と述べている。
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタについて、漆原は「第1番から第9番『クロイツェル』までが書かれたのは、わずか5年の間ですが、手法がどんどん複雑で新しいものへと発展しています。対話や美しい歌に劇的なエネルギーが加わり、規模も大きく、技術的な要求も高まって、精神的な緊張感も増してゆく。かたや、この時期のベートーヴェンは、過酷な運命に抗っていました。彼の人生の流れの一部を担い、その後の音楽を予感させるヴァイオリン・ソナタ。全曲を聴いて、それを実感していただけたら……」と語る。
シリーズの共演者は、漆原が「音楽が内面へ浸透し、それが自然に音として滲み出てくる」と評するピアノの津田裕也。第1回(12月1日)では、「どの曲も、若い活力にあふれている。苦悩の中にありつつ、魂の次元では、この世に生を受けた神秘に感謝し、創作への歓びに満ちている」という第1〜3番と第5番「春」を取り上げる。その後、第2・3回(2027年3月・6月)で残りのソナタを演奏し、1日2公演(2027年7月)でシューベルトの全作品を演奏する予定となっている。
【公演情報】
漆原朝子(ヴァイオリン) ベートーヴェン&シューベルト ヴァイオリンとピアノのための作品 全曲演奏会
【Concert I】 12/1(火)19:00
【Concert II】 2027.3/26(金)19:00
【Concert III】 2027.6/4(金)19:00
【Concert IV & V】 2027.7/3(土)14:00 18:00
大阪/ザ・フェニックスホール


