明石歩道橋事故の花火大会の実行委員長、遺族から厳しい言葉なく「逆に堪えた」…佐渡裕さんの音楽に救い求める - Yahoo!ニュース
明石歩道橋事故の花火大会の実行委員長、遺族から厳しい言葉なく「逆に堪えた」…佐渡裕さんの音楽に救い求める
日本語要約
2001年の明石歩道橋事故を受け、当時の実行委員長・平岡勝功氏が指揮者・佐渡裕氏に手紙を送ったことを機に、音楽を通じた明石市との交流が始まった。2002年以降、佐渡氏による中高生への指導や「スーパーキッズ・オーケストラ」の演奏会、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の公演などが継続して行われている。
全文(日本語)
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の明石公演が、今年も9月に兵庫県の明石市立市民会館で開催される。この交流は、2001年7月21日に発生した明石歩道橋事故を受け、当時の明石市民夏まつり実行委員長・平岡勝功氏が、世界的指揮者・佐渡裕氏に宛てた手紙がきっかけとなった。
事故は花火大会の際、JR朝霧駅と会場の大蔵海岸を結ぶ歩道橋に見物客が殺到し、子ども9人と高齢者2人の計11人が亡くなる惨事となった。平岡氏は事故後、遺族を回って謝罪したが、厳しい責めの言葉はなく、かえって精神的に追い込まれたという。その際、佐渡氏が兵庫県立芸術文化センターの芸術監督に内定したことを知り、「明石の子どもらを音楽で励ましてほしい」と手紙を送った。
佐渡氏は当時の手紙について、犠牲者への追悼と未来に向けた熱い内容だったと振り返る。2002年9月には明石市民会館で佐渡氏による市内中高生の合同バンド指導が実現。2003年11月には「スーパーキッズ・オーケストラ」の最初の演奏会が明石で開催され、遺族を招いて「G線上のアリア」が演奏された。
佐渡氏は2006年以降も市内の小学校での特別授業やPACの公演など、明石との音楽交流を継続している。平岡氏もPAC公演への子どもたちの無料招待活動を行っており、「佐渡さんじゃないとここまで続かなかった」と語っている。
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