Beczala y Lewek se ganaron al público
ピョートル・ベチャワとキャサリン・ルウェックがサンタンデール国際音楽祭で観客を魅了

サンタンデール国際音楽祭(FIS)におけるキャサリン・ルウェックとピョートル・ベチャワのコンサートは、両者の卓越した芸術的資質だけでなく、この種の公演では必ずしも見られないほどの献身的なパフォーマンスによって支えられていた。
ポーランドのテノール、ピョートル・ベチャワは、有名かつ難易度の高いアリアを単独で歌い上げ、常に力強い音色と色彩を維持した。ビゼーのオペラ『カルメン』よりドン・ホセのアリア「花の歌(Parle-moi de ma mère)」では、フレージングがやや硬く、ディクションが厳格に感じられる場面もあったが、歌のラインを失うことはなかった。彼は解釈上の資質に加え、音質を損なうことなくピアニッシモで歌い、丸みのある音色を響かせた。
アメリカのソプラノ、キャサリン・ルウェックも同様のレパートリー選択を行い、温かみのある声質を証明した。その例として、同じく『カルメン』よりミカエラのアリア「何を恐れることがありましょう(Je dis que rien ne m’épouvant)」が挙げられる。声の投影が時折やや後方に感じられることもあり、ドニゼッティの『ランメルモールのルチア』より「あたりは沈黙に閉ざされ(Regnava nel silenzio)」ではそれが顕著であったが、一方でコロラトゥーラやアジリタ、アクセントを正確に処理した。
両者は特に後半の二重唱において、互いの声の融合と一体感を見せ、さらに高みへと到達した。ヴェルディの『椿姫』より「パリを離れて(Parigi, o cara)」や、プッチーニの『ラ・ボエーム』より「愛らしい乙女よ(O soave fanciulla)」がその好例であり、広範かつ適切なダイナミクスの変化を駆使した。
彼らと共演したビルバオ交響楽団は、ホセ・ミゲル・ペレス=シエラの指揮のもと、歌手たちの演奏を調整し支える正確な媒体となった。一部に不調和も見られたが、指揮は細部にこだわりすぎたり特定のニュアンスを掘り下げたりはしなかったものの、効率的であった。ヴェルディの『運命の力』序曲やプッチーニの『マノン・レスコー』の間奏曲では、楽曲の性格をより深く表現することができた。ベチャワとルウェックの成功は、アンコールで演奏された数々の楽曲にも引き継がれ、最後は『椿姫』の有名な乾杯の歌で締めくくられた。


