Sergiu Celibidache Biopic "The Yellow Tie" to be Released in UK Cinemas in October
指揮者セルジウ・チェリビダッケの伝記映画『The Yellow Tie』が10月にイギリスで公開
ルーマニアの指揮者セルジウ・チェリビダッケの生涯を辿る新しい伝記映画が、2026年10月9日にイギリスで初めて公開される。
『The Yellow Tie』と題されたこの映画は、指揮者の息子であるセルジュ・イオアン・チェリビダキとジェームズ・オリヴィエが共同で脚本を執筆し、セルジュ・イオアン・チェリビダキが監督を務めた。本作は2025年11月にルーマニアで初公開され、批評家から高い評価を受けた。
『The Yellow Tie』は、権威主義的な父親の影に怯えるチェリビダッケの幼少期から始まり、戦争と抑圧の背景の中で指揮者として苦闘する成人期までを追う。映画では、チェリビダッケの特異な性格や野心、音楽的な個性について掘り下げている。また、ミュンヘンでの在任期間中に指摘された性差別や差別的な慣行といった、彼のキャリアにおける物議を醸した側面にも触れている。
映画は彼の生涯全体を網羅しているため、複数の俳優がチェリビダッケを演じる。ジョン・マルコヴィッチが晩年を、ベン・シュネッツァー(当初配役されていたルパート・フレンドではない)が若年期を演じ、ティーンエイジャー時代のチェリビダッケ役にはユアン・ホロックスが配役された。
キャストには、チェリビダッケの父デモステネ役にショーン・ビーン、妻イオアナ役にケイト・フィリップスも名を連ねている。
監督のセルジュ・イオアン・チェリビダキは、「このプロジェクトは長年の夢の実現です」と語る。「映画制作にかかった7年間のことではなく、ルーマニアの少年が世界中にその才能を広めていく旅路を辿りたいと願い、50年間この物語を抱き続けてきたことについてなのです」
「この映画は常に私にとって最も大切なプロジェクトであり、前世紀を通じてそのイメージと自由が殉教させられてきた国に、美しく前向きな光を当てる方法でもあります」
