東京都交響楽団が2027年度プログラム発表
東京都交響楽団が2027年度プログラムを発表、大野和士の最終シーズンやインバルのマーラー第3次シリーズなど
東京都交響楽団が、2027年度シーズン(2027年4月〜2028年3月)のプログラムラインナップを発表した。最大の焦点は、音楽監督から芸術顧問へと引き継がれ、計13年間にわたり都響を率いてきた大野和士の最終シーズンである。
メンデルスゾーンの交響曲第2番《讃歌》(定期A)や、シリーズの集大成となるマーラーの交響曲第9番(定期A・Cほか)など、大野が自ら心に決めていたというプログラムで13年の歴史を締めくくる。
桂冠指揮者エリアフ・インバルの「第3次マーラー・シリーズ」は、いよいよ第6番《悲劇的》と第5番へ進む。さらに、アラン・ギルバートとリサ・バティアシュヴィリによるベルクのヴァイオリン協奏曲やマルサリスの協奏曲日本初演、ペッカ・クーシストによる弾き振りと都響初の日本製鉄紀尾井ホール公演など、話題性の高い企画が並ぶ。小泉和裕のブルックナー第5番や「第九」、ダニエーレ・ルスティオーニの《アルプス交響曲》のほか、フランソワ=グザヴィエ・ロト、ヤクブ・フルシャらおなじみの陣容から初共演組まで充実した顔ぶれとなっている。
なお、2027年度はサントリーホールの改修休館(2027年3月〜8月)に伴い定期Bシリーズが9月からの全6回開催となるほか、東京文化会館の休館により定期Aシリーズが東京芸術劇場で行なわれる。
発表されたプログラムには、東京芸術劇場での定期演奏会Aシリーズ(大野和士、ロト、フルシャ、ギルバート、ルスティオーニ、スラットキン、小泉和裕、ブラビンズら)、サントリーホールでの定期演奏会Bシリーズ(ルスティオーニ、クーシスト、スラットキン、小泉、シモーネ・ヤング、大野)、東京芸術劇場での定期演奏会Cシリーズ(インバル、ギルバート、熊倉優、ルスティオーニ、ミナーシ、ヤング、大野、小泉)、サントリーホールでのプロムナードコンサート(ハンス・グラーフ、岡本陸、ダンカン・ウォード、ミナーシ、オルハ・ドンディク)のほか、ミューザ川崎、八王子、横浜、すみだ、名古屋、大阪などでの特別演奏会が含まれている。


