Nikolaj Szeps-Znaider dirige l’ONL dans Beethoven et Strauss
ニコライ・シェプス=ズナイダーがリヨン国立管弦楽団を指揮、ベートーヴェンとシュトラウスを演奏
ニコライ・シェプス=ズナイダーがリヨン国立管弦楽団を指揮し、リヨン・オーディトリアムにて2夜にわたり、リヒャルト・シュトラウスの密度の高い2つの交響詩を演奏した。そのプログラムの中間に、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番がハビエル・ペリアネスの独奏で組み込まれた。
ニコライ・シェプス=ズナイダーが音楽監督に就任して6年が経過したリヨン国立管弦楽団は、シーズン終盤のオーストリア・ドイツ音楽プログラムにおいて、フランス国内でも屈指の音の密度と音楽的質を証明した。リヒャルト・シュトラウスの『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』の冒頭から、ドイツのオーケストラを聴いているかのような印象を受ける。このコンパクトな響きは、前任のレナード・スラットキン時代から形成されつつあったが、イスラエル系デンマーク人である現指揮者の下でより強固なものとなった。
『ティル・オイレンシュピーゲル』において、指揮者は物語の描写よりも対比の強調に集中した。このアプローチにより、ホルンやクラリネットのソロが際立った。
後半の『ツァラトゥストラはかく語りき』は、指揮者にとってより適した作品であった。オーディトリアムのパイプオルガンを活かした導入部から、40分にわたる演奏を通じてドイツ的な響きが維持された。5弦コントラバスの重厚な響きやトロンボーンの輝きが印象的であった。グロッケンシュピールやティンパニがやや目立つ場面もあったが、コンサートマスターのソロは高品質であった。
2つのシュトラウス作品の間に演奏されたベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、当初予定されていたレイフ・オヴェ・アンスネスのキャンセルに伴い、ハビエル・ペリアネスが代役を務めた。ペリアネスは前日に到着しリハーサルを行った。演奏は技巧的で俊敏であったが、左手の低音の支えや、ラルゴ楽章における感情表現には課題が残った。しかし全体としては非常に質の高い演奏であり、アンコールにはショパンの『マズルカ』が演奏された。

