Music Director Designate Elim Chan expands 2026–27 schedule with SF Symphony conducting two new programs in January and June in addition to her scheduled October 29–31 program. | Herbert Blomstedt cancels Jan 14-16. - Colin's Column
サンフランシスコ交響楽団の次期音楽監督エリム・チャンが2026-27年シーズンの出演日程を拡大、ヘルベルト・ブロムシュテットは医師の助言により1月公演を降板
サンフランシスコ交響楽団の次期音楽監督であるエリム・チャンは、同楽団の2026-27年シーズンにおける出演日程を拡大し、予定されている10月29日〜31日のプログラムに加え、1月と6月に2つのプログラムを追加指揮する。
【10月29日〜31日:エリム・チャン指揮、メンデルスゾーンとアダムズ】
次期音楽監督のエリム・チャンが、完売となった2026年6月の公演以来初めてサンフランシスコ交響楽団の指揮台に復帰する。ルノー・カピュソンとのメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」、ブラームス「哀悼歌(ネーニエ)」、サンフランシスコ交響楽団合唱団との同楽団初演となるアルヴォ・ペルト「マニフィカト」、そして同楽団初演となるジョン・アダムズ「ドクター・アトミック交響曲」を指揮する。
【1月14日〜16日:エリム・チャン指揮、エルガー「エニグマ変奏曲」】
チャンは、1月14日〜16日のプログラムにおいて桂冠指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットの代役を務め、小出稚子「Swaddling Silk and Gossamer Rain」、サンフランシスコ交響楽団コンサートマスターのアレクサンダー・バランチクと首席ヴィオラ奏者ジョナサン・ヴィノクールを迎えたモーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」、そしてエルガー「エニグマ変奏曲」を含む新たなプログラムを指揮する。ブロムシュテットは長距離飛行を避けるよう医師から助言を受け、残念ながら本公演への出演を取りやめた。
【6月25日〜27日:エリム・チャンとイェフィム・ブロンフマン】
チャンは、オーケストラ・シリーズの最終プログラムとなる6月の公演を指揮し、オーガスタ・リード・トーマス「Sunlight Echoes」、イェフィム・ブロンフマンを迎えたラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」、プロコフィエフ「交響曲第5番」を披露する。グスターボ・ヒメノが快く出演を譲ったことで、チャンが2026-27年シーズンのオーケストラ・シリーズに追加登場することとなった。
【追加のサンフランシスコ訪問】
3週間の公演に加え、チャンはシーズン中にさらに2週間サンフランシスコを訪れ、オーケストラのオーディション、運営面の計画立案、地域の訪問、そしてサンフランシスコのコミュニティとの絆を築く活動を行う。チケットは公式サイト(sfsymphony.org/elimchan)にて販売されている。
チャンは「今シーズン、さらに数週間サンフランシスコに滞在できることは、私たちにとって非常に重要な新しい章をスタートさせるにあたり本当に大切なことです」と述べている。
10月公演に関してチャンは、サンフランシスコ交響楽団合唱団との共演を心待ちにしているとし、無伴奏で歌われるペルトの「マニフィカト」が合唱団の実力を存分に発揮させる作品であること、そしてブラームスの「哀悼歌」がアダムズの「ドクター・アトミック交響曲」に通じる死や喪失への深い瞑想を描いていることを語っている。またチャンは、2027年2月にチューリヒ歌劇場で新演出の『ドクター・アトミック』を指揮し、オペラ演出デビューを果たす予定である。