【SACD】ブルックナー:交響曲第8番 /沼尻竜典&神奈川フィル
【SACD】ブルックナー:交響曲第8番 /沼尻竜典&神奈川フィル

日本語要約
沼尻竜典指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるブルックナー交響曲第8番のSACDレビュー。沼尻の持ち味である流麗な旋律造形と、神奈川フィルの多彩で艶やかな弦楽器の響きが融合した名演。どっしりとした安定感と豊かな量感を備えつつ、第2楽章の軽やかさやフィナーレのダイナミズムも鮮やかに描き出している。ベテラン指揮者としての大家の貫禄を感じさせる、深みのある演奏に仕上がっている。2025年10月に横浜みなとみらいホールで行われたライブ録音を収録。
全文(日本語)
ワーグナーのオペラなどを手掛けた先で、いよいよ沼尻竜典が独墺系シンフォニストの本丸、ブルックナーに入ってきた。沼尻の指揮は旋律を流麗に造形していくところに美質があるが、この演奏はどっしりと安定したサウンドの上でメロディが美しくしなる。神奈川フィルも献身的に応え、とりわけ弦の肌触りがとても多彩で艶やかだ。
適度に低い重心、豊かな量感、自然な加減速、細やかなテクスチュアなどが、第1楽章や第3楽章で深々とした感興をもたらす。一方第2楽章は明るいサウンドで軽やかに進み、フィナーレもダイナミックに運ぶ。ベテランのタクトがいよいよ大家の貫禄を帯びてきた。
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出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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