LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
♪
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本オペラGoogle News JP オペラ2 · 2026年8月21日 17:32 · レビュー· 約1分で読めます

新国立劇場・びわ湖ホールの林光「森は生きている」…演劇的な発声とオペラを両立 - 読売新聞

新国立劇場とびわ湖ホールによる林光作曲オペラ「森は生きている」公演

日本語要約
新国立劇場で上演された、林光作曲のオペラ「森は生きている」(びわ湖ホール制作)のレビュー。こんにゃく座による初演以来1000回以上上演されている本作について、演劇的な発声とオペラ的な声の量感の両立、阪哲朗指揮の室内オーケストラの演奏、中村敬一の演出などが評されている。
全文(日本語)

林光がマルシャーク原作の戯曲をオペラ化した「森は生きている」は、こんにゃく座による1992年の初演以来、上演回数が1000回を超えている。今回はびわ湖ホールのプロジェクトを新国立劇場が招聘した公演である。

物語は、わがままな女王の命で真冬に春の花を探しに行くむすめと、森で出会う1月から12月までの「月の精」たちを描く。彼らは互いに譲り合い、むすめのために1時間だけ春を呼ぶ。林の音楽は平易に見えて単純ではなく、器楽的な旋律線を持つ。今回の舞台では、びわ湖ホールのオペラ歌手たちが、こんにゃく座が培ってきた日本語を明晰に届ける演劇的な発声と、オペラ的な声の量感や快楽を両立させていた。ピアノを核にした室内オーケストラは阪哲朗が指揮し、その均衡を支えた。

演出の中村敬一は、強欲に善良が勝利するという類型的な寓話を、独裁政治や環境問題に結びつけるような安易な解釈を避け、真正面から「子どもむけ寓話」として丁寧に描いた。舞台美術や衣装も美しく仕上げられている。公演は7月19日、東京・初台の新国立劇場中劇場にて行われた。

▼関連キーワード解説 (6)
林光人物・団体Wikipedia ↗

林 光 は、日本の作曲家である。

阪哲朗人物・団体Wikipedia ↗

阪 哲朗 は、日本のクラシック音楽の指揮者。現在、山形交響楽団常任指揮者。

沼野雄司人物・団体Wikipedia ↗

沼野 雄司 は、日本の音楽学者、現代音楽研究家。

新国立劇場会場Wikipedia ↗

新国立劇場 は、東京都渋谷区本町一丁目にあるオペラ、バレエ、現代舞踊、演劇の劇場。日本芸術文化振興会が設置し、公益財団法人新国立劇場運営財団が委託を受けて運営をしている。

びわ湖ホール会場Wikipedia ↗

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(しがけんりつげいじゅつげきじょうびわこホール)は滋賀県大津市打出浜にある劇場・歌劇場。通称はびわ湖ホール。

森は生きている作品Wikipedia ↗

『森は生きている』は、ロシア人の児童文学作家・サムイル・ヤコヴレヴィチ・マルシャーク 作の戯曲。ソビエト連邦時代の1943年の作である。スロバキア民話の「12のつきのおくりもの」が原案となっている。1953年、湯浅芳子が翻訳し岩波書店(岩波少年文庫)から出版された。原題は『十二月』。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
次に読むなら
林光 の他の記事
🇯🇵 日本オペラニュースGoogle News JP オペラ28/21 05:02
新国立劇場地域招聘公演でびわ湖ホールがオペラ「森は生きている」を上演
新国立劇場地域招聘公演 びわ湖ホール「森は生きている」 声楽家集団の息ぴったり - 日本経済新聞
新国立劇場地域招聘公演として、びわ湖ホールによるオペラ「森は生きている」が上演された。同作はマルシャークの児童劇を林光が1992年にオペラ化した作品である。
林光新国立劇場
🇯🇵 日本オペラニュースGoogle News JP オペラ28/14 05:32
新国立劇場地域招聘公演 びわ湖ホール「森は生きている」 息合った声楽
新国立劇場地域招聘公演 びわ湖ホール「森は生きている」 息合った声楽 - 日本経済新聞
新国立劇場地域招聘公演として、びわ湖ホールによるオペラ「森は生きている」が上演された。マルシャーク原作、林光作曲の本作は、1992年のオペラ化以来、様々な形で再演を重ねている。
林光新国立劇場
🇯🇵 日本クラシック全般インタビューGoogle News JP オペラ29/14 16:32
びわ湖ホール芸術監督・阪哲朗氏のインタビュー記事
<鳰のふるさとで>びわ湖ホール芸術監督・阪哲朗さん それぞれの岐路で素晴らしい助言 - 47NEWS
びわ湖ホール芸術監督を務める指揮者の阪哲朗氏が、自身のキャリアの岐路や助言について語ったインタビュー記事。
阪哲朗びわ湖ホール
林光 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇯🇵 日本オペラインタビューぶらあぼ10/6 07:32
バリトンの池内響、NISSAY OPERA 2026《ドン・ジョヴァンニ》で再びタイトルロールに挑む
バリトンの池内響が原点の舞台で再び向き合う稀代の色男――NISSAY OPERA 2026《ドン・ジョヴァンニ》
2022年東京音楽コンクール優勝のバリトン池内響が、2026年11月に日生劇場で上演されるNISSAY OPERA 2026 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》(新制作)に主演する。池内は2015年にも同劇場で同役を演じており、インタビューで抱負を語った。
池内響吉田浩之日生劇場
バリトンの池内響、NISSAY OPERA 2026《ドン・ジョヴァンニ》で再びタイトルロールに挑む
🇬🇧 イギリスオペラレビューOperaWire10/6 07:00
ロイヤル・バレエ&オペラがエフゲニー・チトフ演出によるワーグナー『パルジファル』を上演(レビュー)
Royal Ballet & Opera 2026-27 Review: Parsifal
ロイヤル・オペラによるワーグナー『パルジファル』新プロダクションのレビュー。エフゲニー・チトフ演出、エティエンヌ・プルス装置デザインによる本公演では、舞台が日光の降り注ぐ神聖な森ではなく、花崗岩のブロックが動き監視カメラが設置された地獄のような精神療養施設へと置き換えられている。聖杯の騎士たちは収容者たちのカルト集団として描かれ、傷ついたアンフォルタス王の血をすする儀式を行うなど、宗教的原理主義や権威主義を解体するディストピア的な解釈が展開された。第2幕のクリングゾルの領域も無機質な監視センターとして描かれている。
エティエンヌ・プルスエフゲニー・チトフロイヤル・オペラ・ハウス
ロイヤル・バレエ&オペラがエフゲニー・チトフ演出によるワーグナー『パルジファル』を上演(レビュー)
🇯🇵 日本声楽ニュースGoogle News JP 声楽家210/6 06:03
ソプラノ歌手の田中彩子が15日にキタラでオペラ曲や歌曲の公演を開催
オペラ曲や歌曲 ソプラノの響き 田中彩子 15日にキタラ公演 - 北海道新聞デジタル
ソプラノ歌手の田中彩子が15日に札幌コンサートホールKitara(キタラ)で、オペラ曲や歌曲を披露する公演を開催します。
タグ
林光阪哲朗中村敬一沼野雄司新国立劇場びわ湖ホール森は生きている
原文を読む → Google News JP オペラ2
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る