Iranian Singer Sentenced to Flogging for Performing Without Hijab
イランの歌手、ヒジャブを着用せずに歌唱したとして鞭打ち刑を宣告される
イランの歌手パラストゥ・アフマディが、愛国歌『祖国の若者の血より(Az Khoone Javanane Vatan)』をヒジャブを着用せずに歌唱したとして、鞭打ち74回の刑を宣告されたと報じられた。
このパフォーマンスはアフマディのYouTubeチャンネルでライブ配信され、公開以来、数百万回再生されている。ニューヨーク・タイムズ紙によると、動画公開後に当局が正式に立件し、先週、ゴム州で行われた非公開裁判において、アフマディはバンドや制作スタッフと共に有罪判決を受けた。
鞭打ち刑に加え、アフマディと彼女のバンドは今後2年間、公演を行うことや出国することが禁止される。
この判決は、人権活動家や法専門家から広く批判を浴びている。米国に拠点を置く「イラン人権センター」の提唱ディレクターであるバハール・ガンダハリ氏は、ガーディアン紙に対し、「単に歌い、ヒジャブなしで姿を見せただけでアフマディに74回の鞭打ちという罰を与えることは、イラン当局がイメージ改善を目的とした戦時プロパガンダを展開しているにもかかわらず、イランの人権状況が何ら変わっていないことを改めて思い知らせるものだ」と述べている。
俳優のナザニン・ボニアディやセタレ・マレキといったイランの芸術家たちも、アフマディを支持する声を上げている。
イラン政府を批判したアカデミー賞ノミネート映画『聖なるイチジクの種(The Seed of the Sacred Fig)』への出演により潜伏を余儀なくされたマレキは、「彼女は直面するであろうすべての結果を知りながらも、女性として生き、歌い、声を届ける権利を放棄することを拒否した」と語った。「イランの女性たちは、一瞬たりとも専制政治との戦いをやめることはなく、それは実に驚くべきことだ。イラン国内で検閲に従うことを拒否するイランの芸術家にとって、日常のルーチンは抵抗の一形態なのである」