Füllhorn voller Schätze
宝の山
日本語要約
メンデルスゾーン家には音楽の才能を持つ二人の子供がいたが、父はフェリックスには音楽を職業として期待した一方、ファニーには「装飾」に留めるよう求めた。ファニーは画家ヴィルヘルム・ヘンゼルの理解を得て作曲を続けたが、作品はサロン向けが中心となった。ピアニストのアナ=マリヤ・マルコヴィナは、ファニー・ヘンゼルの全ピアノ作品の録音プロジェクトを開始し、その第1弾となるCD4枚組ボックスをリリースした。マルコヴィナは、叙情的なものから劇的なものまで幅広い作品群を繊細かつ巧みに表現している。
全文(日本語)
メンデルスゾーン家には音楽の才能を持つ二人の子供がいたが、両者は異なる形で支援を受けた。ファニーは父から、フェリックスと同じ機会は与えられないと告げられた。15歳の彼女に宛てた手紙には「音楽は彼にとっては職業となるかもしれないが、お前にとっては常に装飾に過ぎない」と記されている。幸いにも彼女は画家のヴィルヘルム・ヘンゼルと結婚し、彼は彼女の才能を自由に発揮させた。それでも彼女は当時の時代背景に従わざるを得ず、大コンサートホールよりもサロンのために作曲することが多かった。全250作品のうち、約160曲がピアノ曲である。
ピアニストのアナ=マリヤ・マルコヴィナは、このピアノ作品群を網羅するマラソン・プロジェクトを開始し、その第1弾として時系列順に収録したCD4枚組のボックスをリリースした。第2弾も続く予定である。その結果は印象的であり、まさに宝の山である。初期の作品ですら、強い芸術的個性が示されている。マルコヴィナは、ファニー・ヘンゼルのピアノ音楽が持つ幅広いパレットを、繊細かつ卓越した構成力で展開している。輪郭、色彩、フレージングにおいて、深く探求された感情、叙情的でメランコリックな曲から、バーレスクな曲、そして心を掴むドラマや技巧的な華やかさまでを表現している。この発見の旅は、真の喜びである。
ヘンゼル:ピアノ作品全集 Vol. 1
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)ヘンスラー
原文(抜粋)
Die Mendelssohns hatten zwei musikalisch begabte Kinder, aber beide wurden unterschiedlich gefördert. Fanny musste vom Vater erfahren, dass sie nicht die gleichen Chancen wie Felix erhalte: „Die Musik wird für ihn vielleicht Beruf, während sie für Dich stets nur Zierde“, heißt es in einem Brief an die 15-Jährige. Zum Glück heiratete sie den Maler Wilhelm Hensel, der ihrem Talent freien Lauf ließ. Dennoch musste sie sich ihrer Epoche unterordnen, komponierte eher für den Salon als für den großen Konzertsaal. Von den gut 250 Werken ihres Gesamtwerks sind rund 160 Klavierstücke.
Die Pianistin Ana-Marija Markovina hat nun auf einer ersten Box mit vier CDs – gute Idee – in chronologischer Reihenfolge den Marathon durch dieses pianistische Œuvre gestartet. Eine zweite Box wird folgen. D
▼関連キーワード解説 (3)
出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
タグ
ファニー・ヘンゼルフェリックス・メンデルスゾーンヴィルヘルム・ヘンゼルアナ=マリヤ・マルコヴィナヘンゼル:ピアノ作品全集 Vol. 1
関連記事
🇯🇵 日本ピアノインタビューレコ芸ONLINE6/26 10:31
福間洸太朗が語る 『ピアノ・トランスクリプションの世界』に込めた 音楽そして舞踏への敬愛
福間洸太朗が語る 『ピアノ・トランスクリプションの世界』に込めた 音楽そして舞踏への敬愛
福間洸太朗ワルター・フレミンクスカーネギーホール
🇯🇵 日本室内楽インタビューぶらあぼ6/26 07:31
辻彩奈が語る阪田知樹とのデュオ・リサイタルツアー2026 理解を深めるふたりが拓く、新たな境地
辻彩奈が語る阪田知樹とのデュオ・リサイタルツアー2026 理解を深めるふたりが拓く、新たな境地
辻彩奈阪田知樹大阪
🇫🇷 フランス室内楽レビューDiapason6/26 00:01
エヴィアン音楽祭から湧き出る「ラ・スルス・ヴィヴ」
Des Rencontres musicales d’Évian jaillit la Source vive
パトリック・ブーシャンムスティスラフ・ロストロポーヴィチグランジュ・オ・ラック


