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🇯🇵 日本オーケストラぶらあぼ · 2026年8月5日 14:01 · インタビュー· 約1分で読めます

ウィーン在住のバスバリトン 平野和が語る混沌の時代に響く「7つの封印の書」

ウィーン在住のバスバリトン 平野和が語る混沌の時代に響く「7つの封印の書」

日本語要約
ウィーン在住のバスバリトン平野和が、フランツ・シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」について語るインタビュー。師であるロベルト・ホルから学んだ歌唱の極意や、作品が持つ平和へのメッセージ、聖書に基づく深遠な世界観について解説する。また、2026年9月に日本で同作を上演するNHK交響楽団と東京交響楽団の公演についても触れている。
全文(日本語)

ウィーン在住のバスバリトン、平野和がフランツ・シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」について語ったインタビュー。平野は、シュミットの音楽史上の位置づけの難しさや、譜面の書き方の複雑さに言及した。また、師であるバス歌手ロベルト・ホルとの逸話を紹介し、ホルが「神の声」を歌う際に言葉を何よりも大切にしていたこと、倍音を豊かに響かせつつ芯のある声が求められることを明かした。平野自身は、この作品を慈悲深く全能感のある声で歌うべきだと考えている。

作品の背景については、『ヨハネの黙示録』を題材にした鮮やかな情景描写や、人間的な感情よりも事実を淡々と語る重要性を指摘。かつてナチ寄りと誤解され低く評価された時期もあったが、破滅の後に新しい秩序が到来するこの曲には、戦争の否定と平和への希望という強いメッセージが込められていると語った。現代の混沌とした状況と作品が描く世紀末的な光景は重なり、終曲のハレルヤ・コーラスはより切実な響きを持つはずだと述べている。

記事では、2026年9月に日本で上演される以下の公演情報も掲載されている。

・N響100年特別企画:2026年9月12日・13日、NHKホール。指揮:ファビオ・ルイージ、ヨハネ:ミヒャエル・ラウレンツ、神の声:ダーヴィト・シュテフェンス、他。

・東京交響楽団創立80周年記念:2026年9月19日、サントリーホール。

・ミューザ川崎シンフォニーホール×東京交響楽団:2026年9月21日、ミューザ川崎シンフォニーホール。指揮:ロレンツォ・ヴィオッティ、ヨハネ:マキシミリアン・シュミット、神の声:フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ、他。

関連キーワード解説 (3)
ロベルト・ホル人物・団体Wikipedia ↗

ロベルト・ホル は、オランダのロッテルダムで生まれたバス歌手。バス・バリトンに分類されることもあるクラシック歌手。

ニコラウス・アーノンクール人物・団体Wikipedia ↗

ニコラウス・アーノンクール は、オーストリアの指揮者、チェロ奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、貴族(伯爵)。「アルノンクール」「ハルノンクール」とも表記される。

ファビオ・ルイージ人物・団体Wikipedia ↗

ファビオ・ルイージ は、イタリアの指揮者。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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