竜殺しの英雄と戦乙女の悲恋。Appleが『ニーベルングの指輪』全15時間4万5000語のリスニングガイド公開 Apple Music Classicalで曲と同期(テクノエッジ) - Yahoo!ニュース
Apple Music Classicalがワーグナー『ニーベルングの指環』のリスニングガイドを公開
Appleのクラシック音楽専門サービス「Apple Music Classical」が、リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』全曲に対応したリスニングガイドを公開しました。再生に合わせて専門家による解説テキストが同期して表示される機能で、全15時間を超える楽劇の全編をカバーします。Apple Music契約者なら、iPhone / iPad / Androidアプリから追加料金なしで利用可能です。
リスニングガイドは、2025年3月のアップデートで開始され、現在は200以上のガイドを提供しています。今回の『指環』全曲初演150周年記念企画は、その中でも最大規模となります。専門エディター、ライター、ワーグナー研究者のチームが1年をかけて執筆した4万5000語を超えるテキストが演奏に同期されます。
解説は音楽の構造、神話、登場人物、思想まで、フレーズや場面ごとに詳細に記述されています。歌詞の翻訳ではなく、楽器が奏でるライトモチーフの意味や役割まで解説されます。対象の録音は、サー・ゲオルク・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるDecca盤(1958年〜1965年制作)です。
『ニーベルングの指環』は、『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』の4作からなる連作楽劇です。1876年にバイロイト祝祭劇場で全曲初演されました。
ガイド公開に合わせ、Apple MusicとApple Music Classicalは「権力と強欲」「愛と救済」「自然と魔法」「運命と不吉な予感」という4つのテーマ別プレイリストを公開しました。また、特集ページではバレンボイム盤、カラヤン盤、ピアノ編曲版などの録音も紹介されています。来月には、リーゼ・ダヴィドセン、アントニオ・パッパーノ卿、トム・ホランド、ドミニク・サンドブルックによる解説付きプレイリストが追加される予定です。
