Opera Australia to World Premiere ‘The Drover’s Wife’
オペラ・オーストラリアが『The Drover’s Wife』を世界初演へ
オペラ・オーストラリアは、今年8月に『The Drover’s Wife』の世界初演を行います。
この新しいファースト・ネーションズ(先住民)のオペラは、作曲家ジョージ・パーマーAMによる音楽と、リア・パーセルAMによる台本で構成され、オペラ・オーストラリアとクイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センターが、ウンバラ・プロダクションズおよびバルネイヴス財団と共同で委嘱しました。ヘンリー・ローソンの1892年の短編小説に基づいた本作は、リア・パーセルが演出を手がけ、現代のファースト・ネーションズの物語とグランド・オペラを融合させ、英語のテキストとともに先住民の言語を取り入れています。
物語は、夫が羊の追い込みで不在の中、妊娠後期でスノーウィー・マウンテンズの辺境の地に住むモリー・ジョンソンを中心に展開します。当局から逃亡中のアボリジニの男性ヤダカが彼女の家に避難を求めたとき、孤独な世界しか知らなかったモリーの世界観は一変します。
モリー・ジョンソン役は、コア族、クク・ヤランジ族、ワッカ・ワッカ族の誇りを持つソプラノ歌手のニーナ・コルベが務めます。ヤダカ役は、『Bran Nue Dae』や『The Rabbits』への出演で知られるブンジャルング族のテノール歌手マーカス・コロワが演じます。オーケストラはタフ・マセソン指揮のもと、オペラ・オーストラリア管弦楽団が演奏します。クリエイティブ・チームには、セットデザイナーのイザベル・ハドソン、衣装デザイナーのテス・スコフィールド、照明デザイナーのカレン・ノリス、音響デザイナーのマイケル・ウォーターズ、そして元バンガラ・ダンサーでビジャラ族の振付家ヨランデ・ブラウンが名を連ねています。
公式プレスリリースによると、パーセルは「このオーストラリアの物語の強烈さとスケールは、オペラとして語り直すのに最適です」と述べています。「このオペラは伝統的な期待には沿わないかもしれませんが、大胆で地に足がつき、心に響く、ユニークなオーストラリアの作品を提供することになるでしょう」
