東京文化会館休館も開催規模を維持 東京・春・音楽祭2027概要発表(チケットぴあ) - Yahoo!ニュース
東京・春・音楽祭2027が開催概要を発表、東京文化会館の休館中も約70の有料公演規模を維持
東京・春・音楽祭2027の開催概要が発表され、10月29日(木)に記者会見が行われた。
会期は3月19日(金)から4月17日(土)までの30日間。音楽祭の拠点だった東京文化会館が大規模改修による長期休館中のため、大ホール公演は東京芸術劇場コンサートホールとミューザ川崎シンフォニーホール、小ホール公演は日本製鉄紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール 音楽ホール、TOPPANホールで行われる。大ホール公演は3演目(計4公演)に絞られる一方、室内楽を中心とする公演は前半が日本製鉄紀尾井ホール、後半が浜離宮朝日ホールを主会場としてほぼ連日開催される。また、平日午後2時開演、休憩なし約90分のマチネ公演「お昼のハルサイ」が新たにスタートする。
上野エリアの旧東京音楽学校奏楽堂や博物館・美術館での「ミュージアム・コンサート」、街なかの無料ミニ・コンサート「桜の街の音楽会」、丸の内の三井住友銀行東館での「子どものためのワーグナー」などは継続され、有料公演は約70公演が予定されている。
2027年はベートーヴェン没後200年のアニヴァーサリー・イヤーであり、15公演のベートーヴェン・プログラムが組まれる。オペラ《フィデリオ》をダーヴィト・アフカム指揮、読売日本交響楽団の演奏で取り上げるほか、ピアニストのルドルフ・ブッフビンダーが島田真千子(ヴァイオリン)、辻本玲(チェロ)との共演やソロ・リサイタルなど計4公演に出演する。
「ワーグナー・シリーズ」では、ローター・ケーニヒス指揮、NHK交響楽団の演奏、タイトルロールにサミュエル・サッカーを迎えて《タンホイザー》を上演。「合唱の芸術シリーズ」では、コンスタンティン・トリンクス指揮、東京都交響楽団と東京オペラシンガーズによりメンデルスゾーン《エリヤ》が上演される。
室内楽・リサイタルでは、アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)とマルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)によるベートーヴェンのソナタ集やブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏、ベルリン・フィルの第1コンサートマスターであるノア・ベンディックス=バルグリーの室内楽やリサイタル、アミハイ・グロス(ヴィオラ)とのトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア共演(3日連続登場)が予定されている。金川真弓(ヴァイオリン)はギタリストの山下愛陽を迎えて3年間のリサイタル・シリーズを開始。歌曲シリーズにはベンヤミン・アップル(バリトン)と、シューベルト《冬の旅》を披露するマクシミリアン・シュミット(テノール)が登場する。
東京国立博物館での「東博でバッハ」や東京都美術館での企画、旧東京音楽学校奏楽堂での笙奏者・カニササレアヤコの出演も予定。バイロイト音楽祭提携の「子どものためのワーグナー」(カタリーナ・ワーグナー芸術監督)では《タンホイザー》を全編日本語で上演する。
ライブ・ストリーミング配信も継続されるが、配信チケット購入にはシステムリニューアルに伴う新規アカウントが必要となる(詳細は2027年2月中旬発表予定)。一部主要公演は11月15日(日)から先行発売、室内楽などのセット券は12月6日(日)から先行発売されるほか、対象3公演の先行発売が11月21日(土)~24日(火)、一般発売は会場ごとに11月29日(日)、12月20日(日)、1月31日(日)に順次開始される。


