Dix rendez-vous à ne pas manquer
フランス各地で10月に開催される見逃せない注目のクラシック音楽公演10選

見逃せない10の公演
秋のコンサート(Concerts d’automne)
10月2日〜11日、トゥール
中世(ジョルディ・サヴァルによる『モンセラートの朱い本』)から現代(ジャズ奏者のトマ・エンコによるモーツァルトの再解釈)まで、これが2026年に10周年を迎える本フェスティバルの年代的範囲である。この2つの極の間でバロック音楽が大きな割合を占める。ドイツ(アンサンブル・ジャック・モデルヌによるシュッツ、シャイン、テレマン、バッハ)、フランス(アンサンブル・コンソナンスによる小モテット)、その両方(クラヴサン奏者ジャン=リュック・ホーの演奏によるバッハとクープラン)、あるいはヨーロッパ全域:アン・ハレンベリとポール=アントワーヌ・ベノス=ジアンが揃うガラでのヘンデルの声楽曲、マルク・ミンコフスキとレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルによる合奏協奏曲作品3などのヘンデルの器楽曲が取り上げられる。
サント・シャペルの音楽のひととき(Les Heures musicales de la Sainte-Chapelle)
10月2日〜4日、パリ
1698年から1704年に亡くなるまで、マルク=アントワーヌ・シャルパンティエはサント・シャペルに勤めていた。熱心に同作曲家を取り上げてきたアンサンブル・コレスポンダンスが彼を2度にわたり特集する。まずは大編成による『4つの合唱のためのミサ曲』、続いて「バラの冠」を編むモテットを小編成で演奏する。最終公演は北欧へと向かい、リュシル・リシャルドと彼女の「ノーザン・ライト」が17世紀のスウェーデン宮廷を称える。
プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』
10月4日〜20日、リヨン歌劇場。10月14日、パリ、シャンゼリゼ劇場(演奏会形式)。
ローラン・ペリーが、2005年にアムステルダムで手がけた『3つのオレンジへの恋』に再び挑む。カルロ・ゴッツィの戯曲に着想を得たこのおどけた風刺的なおとぎ話の演出を手がける。同作はフランス語版で上演され、ソプラノのガブリエル・フィリポネ、メゾのリュシー・ロシュ、バリテノールのマルク・モイヨン、バス・バリトンのジャン=フェルナン・セッティといった歌手陣を含む国際的なキャストが出演する。指揮台には若きドミトリー・マトヴィエンコが立ち、プロコフィエフが総譜に込めた皮肉な洗練を際立たせる。
アンドレイ・コラベイニコフ
10月5日、パリ、シャンゼリゼ劇場
バッハとショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ集を演奏したばかりのアンドレイ・コラベイニコフが、常連となっているシャンゼリゼ劇場に登場する。『ワルトシュタイン』を含むベートーヴェンのピアノ・ソナタ2曲や、約20年前に初の録音を手がけた作曲家スクリャービンを取り上げるだけでなく、キース・ジャレットが1975年に行った伝説的な「ケルン・コンサート」の一部の再現を試みる。
フランツ・ウェルザー=メストとクリーヴランド管弦楽団
10月6日、パリ、フィルハーモニー・ド・パリ
25年間にわたり務めたフランツ・ウェルザー=メストは、今シーズン限りでクリーヴランド管弦楽団を退任することが発表されている。ゴルダ・シュルツを迎えたシュトラウスの『4つの最後の歌』に続き、ショスタコーヴィチの暗鬱な交響曲第8番が演奏される。
ヘンデル:『アルチーナ』
10月6日〜17日、リール歌劇場
ポーランドの演出家エヴェリナ・マルチニャクの視点による新制作でシーズンが開幕する。カリーヌ・デエが主役を務め、ルッジェーロ役にアデル・シャルヴェ、ブラダマンテ役にアメリカのコントラルトのジャスミン・ホワイトが出演する。エマニュエル・アイムとレ・コンセール・ダストレがピットに入る。
スルバランの音楽(Les musiques de Zurbaran)
10月7日、パリ、ルーヴル・オーディトリアム
展覧会「黄金と影の世紀」に関連して、ルーヴルはスペイン音楽のコンサートを5回開催する。カタルーニャ高等音楽院で結成された若手アンサンブルのカントリアが、17世紀のイベリア半導のレパートリーを披露して幕を開ける。
エサ=ペッカ・サロネンとパリ管弦楽団
10月7日・8日、14日・15日、パリ、フィルハーモニー・ド・パリ
エサ=ペッカ・サロネンが2週連続で登場する。まずはアンドルー・ステイプルズとカレン・カーギルを迎えた『大地の歌』、続いてベルトラン・シャマユとのラヴェルのピアノ協奏曲2曲、そしてバルトークの『不思議な中国の役人』組曲を取り上げる。
ワーグナー:『神々の黄昏』
10月8日〜18日、パリ、オペラ・バスティーユ
パリ・オペラ座による『ニーベルングの指環』の完結編。カリスト・ビエイトの演出、パブロ・エラス=カサードの指揮のもと、アンドレアス・シャーガーのジークフリート、タマラ・ウィルソンのブリュンヒルデ、ブライアン・マリガンのアルベリヒらが出演する。
グスターボ・ドゥダメルとニューヨーク・フィルハーモニック
10月9日・10日、パリ

