第7回(1976年7月号)知られざるロマン派の名人芸
第7回(1976年7月号)知られざるロマン派の名人芸

日本語要約
柴田南雄による連載「名演奏のディスコロジー」第7回。音楽史の裏街道を歩むようなロマン派の知られざる作品や、技巧本位の「迷曲」に焦点を当てる。チェルニー、リース、ヨアヒム、リストらの作品を取り上げ、当時の演奏家や録音について論じている。
全文(日本語)
柴田南雄の連載「名演奏のディスコロジー」第7回。今回は、一般には顧みられないロマン派の知られざる作品や、技巧本位の「迷曲」を取り上げる。
まず、カール・チェルニーの『ハイドン主題の変奏曲』について。フェリシア・ブルーメンタールによる演奏を紹介し、チェルニーの音楽的センスや背景について言及する。また、同レコードに収録されたフェルディナント・リースの『第3ピアノ協奏曲』についても触れ、ベートーヴェンの影響が色濃い作風を分析する。
次に、ヨアヒムの『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調《ハンガリー風》』について。カー・ラジオで聴いた経験から、チャールズ・トレーガーのソロ、ジョージ・メスター指揮ルイヴィル管弦楽団による録音などを紹介する。
続いて、諸家合作の『ヘクサメロン』について。リストが全体の構成を主導し、タールベルク、ピクシス、ヘルツ、チェルニー、ショパンらが変奏を担当したこの作品を、19世紀のピアノ演奏技術の集大成として論じる。演奏者シルヴィア・ケルゼンバウムについても言及する。
最後に、レイモンド・レーヴェンタール(リューウェンタール)によるアントン・ルービンシュタインやシャルヴェンカ、アルカンの録音を取り上げ、その興味深さを指摘する。18、19世紀の西洋音楽における東欧出身の音楽家の重要性についても考察を述べている。
▼関連キーワード解説 (4)
出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
タグ
柴田南雄レイモンド・レーヴェンタールフェリシア・ブルーメンタールヴィラ=ロボス藤田嗣治テオドール・グシュルバウアーヘルムート・フロシャウアーチャールズ・トレーガージョージ・メスターアーロン・ローザントケーラーシルヴィア・ケルゼンバウムユリウス・カップバルトークタールベルクピクシスヘルツショパンリストゲルバーヴァイセンベルクエレアザール・デ・カルヴァーリョザルツブルクルービンシュタイン:ピアノ協奏曲第4番ハイドン:皇帝讃歌チェルニー:ハイドンの主題による変奏曲チェルニー:ピアノ協奏曲フンメル:ピアノ協奏曲クレメンティ:ピアノ協奏曲ヴェーバー:ピアノ協奏曲リスト:ハンガリアン・ラプソディー第11番ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ヨアヒム:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調《ハンガリー風》プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲フェルディナント・リース:第3ピアノ協奏曲モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番《ジュノーム》ヘクサメロンディアベルリ:ワルツマイアベーア:歌劇《悪魔のロベール》~地獄のワルツワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》~糸紡ぎの合唱チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》~ポロネーズバッハ=ブゾーニ:シャコンヌヘンゼルト:ピアノ協奏曲シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲第2番アルカン:ピアノ作品
関連記事
🇫🇷 フランス室内楽インタビューResMusica7/3 13:01
ベルナール・ムートン:Midis-MinimesからÉté Mosanへ、音楽的発見へのアプローチ
Bernard Mouton : des Midis-Minimes à l’Été Mosan, une démarche de découverte musicale
ベルナール・ムートンロレンツォ・ガットMinimes教会
🇩🇪 ドイツ室内楽ニュースGoogle News DE 音楽祭7/3 12:32
ツアー公演:アウグスティン・ハーデリヒ&チョ・ソンジン - concerti.de
Auf Tournee: Augustin Hadelich & Seong-Jin Cho - concerti.de
アウグスティン・ハーデリヒチョ・ソンジンベルリン・フィルハーモニー
🇯🇵 日本オーケストラインタビューSPICE クラシック7/3 10:01
広上淳一(指揮)×牛田智大(ピアノ)インタビュー 創立100周年迎えるN響演奏会で共演
広上淳一(指揮)×牛田智大(ピアノ)インタビュー 創立100周年迎えるN響演奏会で共演
広上淳一牛田智大青森