LFコンサート
LF CLASSICWorld Classical Music News
MENU
♪
Portal
メニュー
Category
カテゴリ
Sources
情報ソース
🇯🇵 日本ピアノレコ芸ONLINE · 2026年7月3日 11:01 · レビュー· 約1分で読めます

第7回(1976年7月号)知られざるロマン派の名人芸

第7回(1976年7月号)知られざるロマン派の名人芸

日本語要約
柴田南雄による連載「名演奏のディスコロジー」第7回。音楽史の裏街道を歩むようなロマン派の知られざる作品や、技巧本位の「迷曲」に焦点を当てる。チェルニー、リース、ヨアヒム、リストらの作品を取り上げ、当時の演奏家や録音について論じている。
全文(日本語)

柴田南雄の連載「名演奏のディスコロジー」第7回。今回は、一般には顧みられないロマン派の知られざる作品や、技巧本位の「迷曲」を取り上げる。

まず、カール・チェルニーの『ハイドン主題の変奏曲』について。フェリシア・ブルーメンタールによる演奏を紹介し、チェルニーの音楽的センスや背景について言及する。また、同レコードに収録されたフェルディナント・リースの『第3ピアノ協奏曲』についても触れ、ベートーヴェンの影響が色濃い作風を分析する。

次に、ヨアヒムの『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調《ハンガリー風》』について。カー・ラジオで聴いた経験から、チャールズ・トレーガーのソロ、ジョージ・メスター指揮ルイヴィル管弦楽団による録音などを紹介する。

続いて、諸家合作の『ヘクサメロン』について。リストが全体の構成を主導し、タールベルク、ピクシス、ヘルツ、チェルニー、ショパンらが変奏を担当したこの作品を、19世紀のピアノ演奏技術の集大成として論じる。演奏者シルヴィア・ケルゼンバウムについても言及する。

最後に、レイモンド・レーヴェンタール(リューウェンタール)によるアントン・ルービンシュタインやシャルヴェンカ、アルカンの録音を取り上げ、その興味深さを指摘する。18、19世紀の西洋音楽における東欧出身の音楽家の重要性についても考察を述べている。

▼関連キーワード解説 (4)
柴田南雄人物・団体Wikipedia ↗

柴田 南雄 は、日本の作曲家、音楽評論家、音楽学者。

藤田嗣治人物・団体Wikipedia ↗

藤田 嗣治 は、日本生まれのフランスの画家・彫刻家。フランスに帰化後の洗礼名はレオナール=ツグハル・フジタ。

テオドール・グシュルバウアー人物・団体Wikipedia ↗

テオドール・グシュルバウアー は、オーストリアの指揮者。ウィーン生まれ。

ヘルムート・フロシャウアー人物・団体Wikipedia ↗

ヘルムート・フロシャウアー は、オーストリアの指揮者。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
次に読むなら
柴田南雄 の他の記事
🇯🇵 日本オーケストラレビューレコ芸ONLINE8/3 10:01
第8回(1976年8月号)ストラヴィンスキー《春の祭典》
第8回(1976年8月号)ストラヴィンスキー《春の祭典》
柴田南雄による連載「名演奏のディスコロジー」第8回。ストラヴィンスキーのバレエ音楽《春の祭典》を取り上げ、マゼール=ウィーン・フィル、ブーレーズ=クリーヴランド管などの録音を比較検討する。また、1947年版と1967年版のスコアの異同についても考察している。
柴田南雄ロリン・マゼール
第8回(1976年8月号)ストラヴィンスキー《春の祭典》
🇯🇵 日本ピアノレビューレコ芸ONLINE5/3 10:01
第5回(1976年5月号)マウリツィオ・ポリーニ
第5回(1976年5月号)マウリツィオ・ポリーニ
1976年に柴田南雄が『レコード芸術』誌で連載した「名演奏のディスコロジー」の再録。同年3月11日に東京文化会館で行われたマウリツィオ・ポリーニの来日公演における、ブーレーズのピアノ・ソナタ第2番の演奏を回顧する。柴田は、同作を音楽史上最後の正統的な四楽章ピアノ・ソナタと位置づけ、ポリーニの圧倒的な演奏を「コンサート形式のピアノ演奏からこれ以上の感銘を受けることはあるまい」と絶賛している。
マウリツィオ・ポリーニ柴田南雄東京文化会館
第5回(1976年5月号)マウリツィオ・ポリーニ
🇯🇵 日本室内楽レビューレコ芸ONLINE4/3 11:02
第4回(1976年4月号)ズーカーマンのブラームス/Vnソナタ
第4回(1976年4月号)ズーカーマンのブラームス/Vnソナタ
柴田南雄による連載「名演奏のディスコロジー」の第4回。ピンカス・ズーカーマンとダニエル・バレンボイムによるブラームスのソナタ全集を題材に、当時のレコード業界の状況や、ドイツ音楽の伝統が失われつつある現状を鋭く考察する。著者は、かつてのアドルフ・ブッシュのようなドイツ語圏の正統なブラームス演奏家が不在となった音楽界の変容を、指揮者界の国際化とも重ね合わせ、戦後30年を経たドイツ音楽の栄光の行方について論じている。
ピンカス・ズーカーマンダニエル・バレンボイム
第4回(1976年4月号)ズーカーマンのブラームス/Vnソナタ
柴田南雄 の記事をすべて見る →
同じテーマの最近の記事
🇫🇷 フランスピアノレビューDiapason10/2 20:31
音楽祭「ピアノ・オー・ジャコバン」でピアニストのナビール・ハイエクがフランス初リサイタルを開催
Piano aux Jacobins : l’autorité de Nabeel Hayek
音楽祭「ピアノ・オー・ジャコバン」において、イスラエルのアラブ系キリスト教徒で2025年イトゥルビ国際コンクール覇者のナビール・ハイエクがフランス初リサイタルを行った。ブラームス、ベートーヴェン、スクリャービン、リスト、メシアンなどを力強く演奏した。
ナビール・ハイエクブラームスジャコバン修道院
音楽祭「ピアノ・オー・ジャコバン」でピアニストのナビール・ハイエクがフランス初リサイタルを開催
🇷🇺 ロシアクラシック全般ニュースMuzykalnaya Zhizn10/2 23:02
プーシキン美術館で第45回「スヴャトスラフ・リヒテル記念『12月の夕べ』」が開催へ ユーリ・バシュメットが芸術監督を務める
В Пушкинском музее снова пройдут «Декабрьские вечера Святослава Рихтера»
プーシキン美術館は第45回国際音楽祭「スヴャトスラフ・リヒテル記念『12月の夕べ』」を開催する。芸術監督はユーリ・バシュメット。展覧会「ポンパドゥール夫人。ロココの勝利」の一環として開幕する。バロックアンサンブルのラポテオーズ、ラ・レジュイッサンス、ラ・マニフィカ・コムニタなどのほか、ボリス・ベレゾフスキーやオーギュスタン・デュメイらが出演する。プログラムはルイ15世時代の音楽やモーツァルト、ドビュッシーなどを軸とし、最終日にはクズマ・ボドロフの新作『ロココの礼賛』の世界初演が行われる。
ユーリ・バシュメットエカテリーナ・プロニチェヴァプーシキン美術館
🇮🇹 イタリアピアノニュースGoogle News IT オペラハウス10/2 22:33
ジレ・バエが「ピアノ・シティ・ローマ」のためローマ歌劇場(コスタンツィ劇場)に出演
Gile Bae al Costanzi per Piano City Roma - Teatro dell'Opera di Roma
ジレ・バエがローマ歌劇場(コスタンツィ劇場)にて開催される「ピアノ・シティ・ローマ」に出演します。
タグ
柴田南雄レイモンド・レーヴェンタールフェリシア・ブルーメンタールヴィラ=ロボス藤田嗣治テオドール・グシュルバウアーヘルムート・フロシャウアーチャールズ・トレーガージョージ・メスターアーロン・ローザントケーラーシルヴィア・ケルゼンバウムユリウス・カップバルトークタールベルクピクシスヘルツショパンリストゲルバーヴァイセンベルクエレアザール・デ・カルヴァーリョザルツブルクルービンシュタイン:ピアノ協奏曲第4番ハイドン:皇帝讃歌チェルニー:ハイドンの主題による変奏曲チェルニー:ピアノ協奏曲フンメル:ピアノ協奏曲クレメンティ:ピアノ協奏曲ヴェーバー:ピアノ協奏曲リスト:ハンガリアン・ラプソディー第11番ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ヨアヒム:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調《ハンガリー風》プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲フェルディナント・リース:第3ピアノ協奏曲モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番《ジュノーム》ヘクサメロンディアベルリ:ワルツマイアベーア:歌劇《悪魔のロベール》~地獄のワルツワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》~糸紡ぎの合唱チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》~ポロネーズバッハ=ブゾーニ:シャコンヌヘンゼルト:ピアノ協奏曲シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲第2番アルカン:ピアノ作品
原文を読む → レコ芸ONLINE
この記事をシェア
X でシェアFacebookLINE
← 記事一覧に戻る