バイオリニスト・廣津留すみれさん「音楽脳×勉強脳の使い方」インタビュー 続ける力も、変える柔軟さも大事(好書好日) - Yahoo!ニュース
バイオリニストの廣津留すみれ、ハーバードやジュリアードでの学びと帰国後の活動について語る
バイオリニストの廣津留すみれがインタビューに応じ、自身の学びや活動について語った。
ハーバード大学在学中について、実技ではなく理論や作曲を学ぶ中で、最後に受講した授業が印象的だったと振り返る。その授業では、10人ほどの学生で機械のような音などが含まれる課題音源を聴き、感じたものを「金属ののこぎりが紙を削るような音」などと細かく言語化して批評し合う作業を行った。2歳からバイオリンを続けてきた中で、音自体をテキストにする作業は新鮮であり、同じ音でも人によって分析が全く異なることから、新しい視点を得たという。
続いて進学したジュリアード音楽院については、何よりも演奏力が重視され、自分で練習を積み重ねられない人には厳しい環境であると語った。
コロナ禍を機にアメリカから帰国したことについては、日本への帰国は予想外だったと明かした。帰国当初は音楽的なつながりがなかったものの、2021年から2025年まで出演した「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)をきっかけに知られるようになり、コンサートへの出演依頼やソロとしての演奏機会が一気に増えるという大きな変革があったと述べた。
廣津留すみれは大分市出身。2016年にハーバード大学を卒業、2018年にジュリアード音楽院を修了。在学中にヨーヨー・マとの共演を経て米国を拠点に活動を展開した。近年はデンマーク国立フィルの日本ツアーや国内主要音楽祭、東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団などと共演。2022年に「メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ」をリリースし、2025年には自身のレーベル「Hatch Music」を設立してソロ・アルバム「11 STORIES」を発表している。

