髙木竜馬プロデュースのシリーズ公演がHakuju Hallにてスタート 2台ピアノで奏でるシューマンとブラームス~実妹・薫子とのきょうだい共演に感無量
髙木竜馬プロデュースのシリーズ公演がHakuju Hallにてスタート 2台ピアノで奏でるシューマンとブラームス~実妹・薫子とのきょうだい共演に感無量
日本語要約
ピアニストの髙木竜馬がプロデュースする、2台ピアノによる交響曲全集シリーズがHakuju Hallで開幕した。2026年6月25日の第1回公演では、実妹の髙木薫子と共演し、シューマンの交響曲第1番「春」とブラームスの交響曲第1番を演奏。チケットは完売し、オーケストラの響きを追求した二人の演奏に大きな拍手が送られた。アンコールではブラームスのワルツとシューマンの即興曲が披露され、次回は2027年に開催予定。
全文(日本語)
4年にわたり全4回が予定されている、Hakuju Hall主催『髙木竜馬プロデュース 2台ピアノで奏でるシューマンとブラームスの交響曲全集』シリーズ。2026年6月25日(木)、実妹である髙木薫子を共演者に迎え、第1回が開催された。
ピアニストの髙木竜馬は、交響曲にも造詣が深く、音楽雑誌での連載経験も持つ。第1回のパートナーである髙木薫子は、ウィーンとイモラで学び、現在もウィーンで研鑽を積む実力派ピアニストで、第10回ロザリオ・マルチアーノ国際コンクールで第1位を獲得している。満席の会場で二人は公演開催の喜びを語り、曲の解説を行った。
前半はシューマンの交響曲第1番「春」を演奏。第1楽章では薫子の奏でるファンファーレから始まり、多彩な魅力を聴かせた。第2楽章ではピアノでの歌い方を熟知した二人がのびやかな旋律を奏で、第3楽章では立体的な響きを表現。第4楽章ではオーケストラを彷彿とさせる熱演で会場を沸かせた。
後半はブラームスの交響曲第1番を演奏。第1楽章では大編成の厚みを保ちつつ細やかな音楽づくりを見せ、第2楽章では温かい音楽を表現。第3楽章ではしなやかな生命力を感じさせ、第4楽章では緊張感から歓喜の歌へと導く重厚かつ荘厳な演奏で聴衆を魅了した。二人の演奏はオーケストラの響きに近づくことを目指したもので、指揮者の視点と構築性を感じさせるものだった。
アンコールでは、ブラームスの「16のワルツ」より「第15番」、シューマンの「6つの即興曲」より「第4番」が披露された。本シリーズの次回vol.2は2027年に開催予定である。
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