The Berlin soloist who slipped off to the outback - Slipped Disc
アウトバックへ移り住んだベルリンのソリスト - Slipped Disc
ベルリンのソリストがアウトバック(オーストラリアの辺境)へ移り住んだ。
オーケストラ:先日、コルンゴルトの協奏曲やナチス以前の時代の忘れ去られた傑作を取り上げていたドイツの若手ヴァイオリニスト、ダニエル・レーンがどうしているのかふと考えた。
ダニエルはベルリンの音楽界のサラブレッドだった。祖父のエーリヒはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターで、1944年にベートーヴェンの協奏曲の壮大な録音を残している。ダニエルはドイツのコンサートホールでその名を知られた存在だった。
では、彼は今どこにいるのか?
オーストラリアの辺境の首都、キャンベラだ。
今週のインタビューで、彼はその理由を語っている。
ダニエルは家族と過ごすため、そしてパンデミックを避けるためにヨーロッパを離れた。それがカルチャーショックだったと言うのは控えめすぎる表現だろう。
彼はベルリン・フィルで2,500人の前で演奏していた生活から、フォレストにあるささやかなウェズリー・ミュージック・センターでの小さなソロ・リサイタルへと環境が変わった。
「全く違う人生です。新しい人生を始めるチャンスかもしれません」と彼は語る。「ずっと静かです。私はいつも自分の古い人生と新しい人生について話しますが、本当にその通りだからです。大きな適応が必要でした」
ダニエルは、この風変わりな首都ではヴァイオリンの弓の毛替えのための良質な毛さえ手に入れることができない。
「近々、スイスのルツェルン・フェスティバルで演奏するために海外へ行くので、そこで友人に会い、弓の毛替えもできます」と彼は言った。
(中略:キャンベラが「アウトバック」や「辺境」であるかについての読者コメントや議論が続く)