[Opinion] 음악 권태기에 찾아온 클래식 - Berceuse [음악] - 아트인사이트
音楽の倦怠期にフォーレの「ドリー組曲」より「子守歌」を聴く体験を綴るコラム
最近は音楽を選ぶことが少し難しい。
公共交通機関で移動するとき、外の音は遮断したいが、だからといってどんな曲でも流してその雰囲気に流されたくはない。普段はひどく騒がしい曲でなければジャンルを問わず聴くほうだが、いまの気分にぴったり合う曲を見つけられない時期がしばしば訪れる。
新しい音楽を探し、気に入る曲を発見することも以前ほど楽しくない。音楽が嫌いになったわけではないが、何を聴いても少しずつずれている感じがする。もしかすると今の私は、音楽と少し倦怠期を迎えているのかもしれない。
そのため最近はクラシックをよく聴く。クラシックも音楽であるため完全に異なる選択とは言えないが、歌詞がないためか自分の感情を特定の方向へ引っ張っていかない点が好きだ。外の騒音を覆いながらも心を過度に揺さぶらず、いまの気分のそばに静かにとどまってくれる。
Dolly Suite, Op. 56
最近はフランスの作曲家ガブリエル・フォーレの《Dolly Suite, Op. 56》を聴いている。
1893年から1896年の間に作曲された6曲からなる組曲で、1台のピアノを2人で演奏する4手連弾のピアノ曲である。フォーレと親しかったエマ・バルダックの娘エレーヌのために書かれ、組曲のタイトルに使われた「ドリー」はエレーヌの愛称だったという。
その中でも第1曲である〈Berceuse〉を最も好んでいる。
タイトル通り子守歌であるこの曲は、単純な旋律と温かい和音が繰り返され、6/8拍子のリズムが柔らかく流れる。子守歌だからといってただ落ち着いていたり暗かったりするだけではない。明るく温かな雰囲気の中に叙情的な色彩が自然に染み込んでいる。過度に浮き足立つことも、重く沈み込むこともない旋律が、今の私の心とよく合っている。
K-POP以外の歌は聴かなかった幼少期、母がドライブ中にクラシックを流すと退屈に感じていた。しかし音楽倦怠期を経験するなかで、普段は聴かなかったクラシックを聴くようになった。面白いことに、音楽倦怠期のおかげで新しい音楽の好みをみつけることができたのだ。
この音楽を聴きながら、音楽倦怠期を克服してみたいと思う。もしかするとこの音楽は、あえて以前のように情熱的に音楽の好みを探求しろと急かさない点が良いのかもしれないと思った。