ファビオ・ルイージ指揮 NHK交響楽団 第2071回 定期公演 Cプログラム N響100年特別企画 ベートーヴェン交響曲全曲演奏1
ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団が第2071回定期公演Cプログラムでベートーヴェン交響曲ツィクルスを開始

来月、創立100年を迎えるNHK交響楽団は、記念シリーズの一環として9月から12月までの定期公演Cプログラムでベートーヴェンの交響曲第1番から第8番までを取り上げ、年末の第9公演で完結させる交響曲ツィクルスを実施している。その第1弾として、首席指揮者ファビオ・ルイージの指揮による第2071回定期公演Cプログラムで交響曲第1番と第3番が演奏された。
第1番は弦楽器14型編成で、ヴィブラートは抑制的だが全曲にわたってかけられた。管楽器は譜面指定通りの人数でアシスタントはなく、ベーレンライター社の校訂版が採用された。リピートはすべて実行され、所要時間は約25分。低弦が基本構造を構築し、チェロは向山佳絵子元首席がゲストとしてトップを務めた。トランペット首席の菊本和昭は安定した音程と美音を響かせた。
第3番は弦楽器16型編成で、所要時間は約50分強。楽譜は第1番と同じくベーレンライター版が使用された。第2楽章ではオーボエ首席の中村周平、第3楽章トリオではホルンの三重奏(今井仁志首席、勝俣泰、庄司雄大)が演奏を披露した。また、ティンパニ首席の久保昌一が明確な音程感で全体を引き締めた。
次回は10月23、24日にクリストフ・エッシェンバッハ指揮により第8番、第5番などが演奏される予定。
【公演データ】
NHK交響楽団 第2071回 定期公演 Cプログラム
N響100年特別企画 ベートーヴェン交響曲全曲演奏1
日時:9月25日(金)19:00(他日公演:9月26日(土)14:00)
会場:NHKホール
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
曲目:ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21、交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」


