ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮 エバーグリーン交響楽団 ピアノ エリック・ルー
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮エバーグリーン交響楽団とエリック・ルーが大阪公演を開催

台湾を拠点に海運や航空、ホテル業などを展開するエバーグリーン・グループの財団の支援により2002年に設立されたエバーグリーン交響楽団(ESO)が、「煌めきの奥に」と題された演奏会で初の関西公演となる大阪公演を開催した。同団は2025年から、元ニューヨーク・フィル音楽監督のヤープ・ヴァン・ズヴェーデンをアーティスト・イン・レジデンスに招聘している。
1曲目にはラヴェルの「ラ・ヴァルス」が演奏された。前半は艶っぽい音色と3拍子のリズムでウィンナ・ワルツの世界を展開し、後半は総勢100人近くのパワーによる音色と音量で圧倒した。
続いてチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番では、2025年のショパン国際コンクールで第1位を受賞したエリック・ルーが登場。テンポが速く、キレの良いダイナミックな演奏を披露し、オーケストラとともに作品を歌い上げた。ルーはアンコールとしてシューマンの「子供の情景」より第7曲「トロイメライ」を演奏した。
最後はショスタコーヴィチの交響曲第5番が取り上げられ、切れ味鋭い演奏が展開された。今回は木管・金管の首席奏者の多くが客演であった。
【公演データ】
・日時・会場:10月28日(水)19:00 ザ・シンフォニーホール(大阪)
・指揮:ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン
・ピアノ:エリック・ルー
・管弦楽:エバーグリーン交響楽団
・プログラム:
ラヴェル:ラ・ヴァルス
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
・ソリスト・アンコール:
シューマン:「子供の情景」Op.15より第7曲〝トロイメライ〟
・他日公演:10月30日(金)19:00 京都コンサートホール 大ホール(京都)

