2026年10月の海外公演情報
2026年10月の海外公演情報

『ぶらあぼ』誌面で紹介された2026年10月の海外公演情報。曽雌裕一編。
ベルリン・フィル5月最終週の定期演奏会にて、小林龍太が日本人として初めて管楽器の首席奏者を務めた。23歳の小林は来シーズンよりケルンWDR響の首席クラリネット奏者就任も決定している。
オペラではワーグナーのプレミエが注目される。ベルリン・ドイツ・オペラ「さまよえるオランダ人」(演出:ミロ・ラウ)、バイエルン州立歌劇場「ジークフリート」(演出:クラッツァー)、パリ・オペラ座「神々の黄昏」(演出:ビエイト、指揮:エラス=カサド)、英国ロイヤル・オペラ「パルジファル」(指揮:フルシャ、出演:ゲルハーヘル)。アン・デア・ウィーン劇場でも「さまよえるオランダ人」が上演される。
その他オペラとして、ウィーン国立歌劇場「フィレンツェの悲劇」(出演:グリゴリアン)、エッセン歌劇場「ヘリアーネの奇跡」、ベルリン州立歌劇場「ヴェスタの巫女」「フィガロの結婚」(指揮:ミンコフスキ)、ゼンパーオーパー「仮面舞踏会」(指揮:ガッティ)、フランクフルト歌劇場「ツァイーデ」(指揮:ペトルー)、「オットーネ」(指揮:ルクス)、ジュネーヴ大劇場「嵐」、ミラノ・スカラ座「ファウスト」(指揮:ルスティオーニ)、トリノ王立歌劇場「ラ・ボエーム」(レオンカヴァッロ作)、パルマ・ヴェルディ音楽祭などが挙げられる。
オーケストラ公演では、ムーティ指揮ウィーン・フィル、ラトル指揮バイエルン放送響(ストラヴィンスキー特集)、ペトレンコ指揮ベルリン・フィル(R.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」)、山田和樹のベルリン・ドイツ響首席指揮者就任記念公演、ガッティ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(マーラー10番)、メータ指揮ミュンヘン・フィル、サロネン指揮パリ管(マーラー「大地の歌」)、久石譲指揮コンセルトヘボウ管(スタジオ・ジブリ作品集)が注目される。また、10月はドナウエッシンゲン・ムジークターゲ、ムジカ・ヴィヴァ、ムジーク・デア・ツァイトなど現代音楽公演も多数開催される。器楽系では、レヴィットによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集中公演がムジークフェラインで行われる。