🇫🇷 フランスオペラレビューForum Opéra4/17 16:01
ザビエル・サバタ『Furioso(狂乱)』
Xavier Sabata, « Furioso »
『ローランの歌』からアリオストの『狂えるオルランド』に至るまで、騎士ローランの物語は文学のみならず、ハイドンの『騎士オルランド』をはじめとする多くの作曲家を魅了してきました。特に18世紀のオペラにおいて、「恋に狂った」オルランドの姿は、定型化されたドラマの枠組みを打ち破り、感情の奔流を音楽で表現する格好の題材となりました。本稿は、カウンターテナーのザビエル・サバタによるアルバム『Furioso』をレビューしたものです。かつてカストラートが担ったこの役を、現代のカウンターテナーがいかに解釈するか。フィリッポ・ミネッチャの先行盤と比較しつつ、サバタの温かみのある声とプログラムの整合性を高く評価しています。
ザビエル・サバタフィリッポ・ミネッチャ