🇫🇷 フランスオペラレビューForum Opéra4/12 13:01
ラモー『カストールとポリュックス』– ナミュール公演
RAMEAU, Castor et Pollux – Namur
レオナルド・ガルシア・アルコール指揮によるラモーのオペラ『カストールとポリュックス』のナミュール公演のレビュー。本作は通常演奏される1754年改訂版ではなく、1737年のオリジナル版を採用し、プロローグを排したコンサート形式で上演された。指揮者のアルコールはバロック様式の劇的表現を強調し、テンポや色彩の変化を細部まで追求。演奏には一部精度の粗さも見られたが、トマ・ドリエとルノー・ヴァン・メヘレンら歌手陣の歌唱は極めて質が高く、特にヴァン・メヘレンの表現力は圧巻であった。全体として、視覚的制約を補う豊かな音楽的色彩と劇的な緊張感に満ちた公演となった。
レオナルド・ガルシア・アルコールトマ・ドリエナミュール