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🇯🇵 日本クラシック全般レコ芸ONLINE · 2026年9月25日 10:02 · レビュー· 約1分で読めます

カラヤンは何のために音楽をしたのか④

ライターの有馬慶が指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンを論じる連載「名演奏家再批評」の第4回が公開

日本語要約
連載「名演奏家再批評」の第9弾として、ライターの有馬慶によるヘルベルト・フォン・カラヤンについての再批評コラム第4回が公開された。記事ではカラヤン指揮ベルリン・フィルによる1983年録音の《アルビノーニのアダージョ》を取り上げ、1969年録音やヘルベルト・ケーゲルの録音と比較しながら、その遅く重苦しい演奏や美音の背後にある闇について考察している。
全文(日本語)

金曜連載「名演奏家再批評」は、新世代の書き手がクラシック音楽の名演奏家を各4回のリレー形式で論じる企画である。第9弾では、ライターの有馬慶が指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンについて、その「美音」のイメージを疑いながら再批評を行っており、全4回のうち第4回が公開された。

本連載の締めくくりとして、有馬は晩年である1983年録音の《アルビノーニのアダージョ》(ジャゾット作曲)を取り上げている。この録音(デイヴィッド・ベルのオルガン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏)について、カラヤン流のレガートとゴージャスな音響が際立つとしつつも、時々止まりそうになるほど遅く重苦しく、曲の持つ悲痛さや暗さが表出された演奏であると評している。ストレートで滑らかだった1969年の録音や、ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルによるストイックで凄絶な演奏とも対比されている。

著者は、幼少期に『アダージョ・カラヤン』でこの1983年録音を聴いた際に美音の背後に見え隠れする不穏な闇を怖く感じた記憶を振り返り、カラヤンが何のために音楽をしたのかという問いや、自身のカラヤンの音楽に対する愛憎への探求を述べている。

なお、次回の「名演奏家再批評」は2026年10月9日に公開予定とされている。

▼関連キーワード解説 (6)
ヘルベルト・フォン・カラヤン人物・団体Wikipedia ↗

ヘルベルト・フォン・カラヤン は、オーストリア=ハンガリー帝国、ザルツブルク公国ザルツブルク生まれの指揮者。

ヘルベルト・ケーゲル人物・団体Wikipedia ↗

ヘルベルト・ケーゲル は、ドイツの指揮者・合唱指揮者。

クレンペラー人物・団体Wikipedia ↗

オットー・クレンペラー は、ドイツ出身の指揮者・作曲家である。ユダヤ系ドイツ人。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団人物・団体Wikipedia ↗

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 は、ドイツ・ベルリンのフィルハーモニー に本拠を置くオーケストラである。

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団人物・団体Wikipedia ↗

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 は、ドイツ・ザクセン州ドレスデンに本拠を置くオーケストラ。正式名称にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 と同様、“orchester”は付かない。

ライプツィヒ放送交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

MDR交響楽団 は、ドイツ連邦共和国ザクセン州ライプツィヒに本拠を置く中部ドイツ放送 (MDR) 所属オーケストラである。日本語で「中部ドイツ放送交響楽団」ともいう。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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