来年大河『逆賊の幕臣』キービジュアル公開 主演は松坂桃李 - 朝日新聞
2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』の音楽を大間々昂が担当、テーマ曲の指揮は広上淳一、演奏はNHK交響楽団に決定
2027年1月にスタートするNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』のキービジュアルが公開され、音楽を作曲家の大間々昂氏が担当することが明らかになった。テーマ曲は広上淳一氏が指揮を務め、NHK交響楽団が演奏する。
同作は、松坂桃李が主演を務め、幕末の幕臣・小栗忠順を描く物語。今回公開されたキービジュアルは、アートディレクターの木谷友亮氏が題字とともに手がけ、フォトグラファーの高梨遼平氏が撮影した。
木谷氏は題字について、小栗が日常的に書き残していた特徴的な手書きの線をタイトルデザインに取り入れたと説明。几帳面に整えられた文字の最後の一画だけに勢いのある筆の線を加えることで、小栗の人物像と「時代の枠を越えようとする意志」を表現したという。
キービジュアルでは、幕臣としての象徴的な場面に共通する「下を向いた小栗」に着目。地面に近い位置から見上げるローアングルで撮影し、こめかみに浮かぶ血管など身体的なディテールも再現することで、内に秘めた緊張感やエネルギーを際立たせた。
また、人物デザイン監修は柘植伊佐夫氏が担当。ビジュアルコンセプトを「渋みの華」とし、「目立たずとも、内からわき立つ華がある。そんな人物たちの姿を、一人ひとり、丁寧に生み出せるよう精進いたします」とコメントした。
音楽を担当する大間々氏は、学生時代に恩師の渡辺俊幸氏から大河ドラマ『利家とまつ』のメインテーマの楽譜を見せてもらった経験を振り返り、「いつか自分も大河ドラマをやってみたい」と話していたことを明かした。今回の起用について「それから十数年が経ち、この度『逆賊の幕臣』の音楽を担当させて頂くことがとても感慨深く、光栄です」と喜びを語った。
さらに、小栗忠順の人生に思いを寄せ、「対立や枠組み、国境を超え、日本の未来の為に彼が見た夢、今の私たちに残した偉業、歴史に翻弄されながらどのように最期を迎えたのか」と説明。「彼の人生に想いを馳せながら、現代とより地続きなイメージで没入感のある音楽を作りたい」と意気込みを示した。
大間々氏は映画『正体』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。映画『汝、星のごとく』やドラマ『マイファミリー』、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』など幅広い作品で音楽を手がけている。
