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🇯🇵 日本室内楽Google News JP コンクール · 2026年7月23日 10:31 · インタビュー· 約1分で読めます

【インタビュー】北村陽に聞く~コンクール入賞記念リサイタルにむけて - クラシック音楽事務所ジャパン・アーツ

【インタビュー】北村陽に聞く~コンクール入賞記念リサイタルにむけて

日本語要約
2026年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞したチェリスト・北村陽へのインタビュー。9月23日に第一生命ホールで開催される入賞記念リサイタルに向け、プログラムの選曲意図や各作品への解釈を語った。前半はフランス音楽、後半は藤倉大とショスタコーヴィチを配し、“生死”をテーマに構成されている。
全文(日本語)

2026年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞したチェリスト・北村陽が、9月23日に第一生命ホールで開催される入賞記念リサイタルについて語った。

北村にとってコンクールは、成長の場であり同世代との交流地点であると同時に、レパートリーを充実させる機会でもある。エリザベート国際音楽コンクールは現代曲が多く難易度が高いが、やりがいを感じたと振り返る。

9月のリサイタルは、コンクールで演奏したナディア・ブーランジェとプーランクの作品を中心に構成される。前半はドビュッシーのソナタを加え、フランス音楽で統一。ブーランジェの「3つの小品」については、繊細なアンサンブルと温かみ、情熱的な側面を持つ作品と評した。プーランクの「チェロとピアノのためのソナタ」は、劇音楽やバレエに近い自由さと、シリアスさと機知が同居するバランスの良さを挙げた。

後半は藤倉大の「Nobody’s Nothings」とショスタコーヴィチの「チェロ・ソナタ」を演奏する。藤倉の作品は、ナチスの台頭により芸術活動を制限されたメンデルスゾーン家の姉弟をテーマにした“芸術の喪失”を表現する曲である。ショスタコーヴィチのソナタは、迫害や政治的弾圧という共通点から選曲され、人間臭いロマンティックな音楽であると語った。

全体を通して“生死”をテーマにしており、各作品が死と対峙した上での生を浮き彫りにするメッセージ性を持っている。共演はピアノの秋元孝介。北村は今後、10月の「ジャパン・アーツ スペシャル・ガラ・コンサート」でのチェロ・アンサンブル、来年1月のトマーシュ・ネトピル指揮/プラハ交響楽団との共演も控えている。

▼関連キーワード解説 (4)
ナディア・ブーランジェ人物・団体Wikipedia ↗

ナディア・ブーランジェ は、フランスの作曲家・指揮者・ピアニスト・教育者(大学教授)。最高水準にある音楽教師の一人として知られ、20世紀の最も重要な作曲家や演奏家の数々を世に送り出した。生涯を通じてフランスおよび外国で数多くの演奏会、講演を行い、世界各国から集まった生徒たちに始終プライベートで教え続けた。

ドビュッシー人物・団体Wikipedia ↗

クロード・アシル・ドビュッシー は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれることのない自由な和声法などを用いて作曲し、その伝統から外れた音階と和声の用い方から、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家の一人。

藤倉大人物・団体Wikipedia ↗

藤倉 大 は、日本の現代音楽の作曲家。所属事務所はKAJIMOTO。

ショスタコーヴィチ人物・団体Wikipedia ↗

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ は、ソビエト連邦時代の作曲家。交響曲や弦楽四重奏曲が有名である。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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