緊迫と解放――キアロスクーロ四重奏団のベートーヴェン
キアロスクーロ四重奏団が語るベートーヴェン弦楽四重奏曲の録音とガット弦の魅力

日本語要約
キアロスクーロ四重奏団が、ガット弦を用いた演奏の利点や、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲ツィクルス録音第4弾(第7番・第8番)について語った。メンバーはガット弦による音作りの難しさと美しさ、そして今後のレパートリー拡大の展望についても言及している。
全文(日本語)
キアロスクーロ四重奏団は、ガット弦と歴史的な弓を使用し、古典派から初期ロマン派までの作品をレパートリーとする四重奏団である。メンバーはアリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、シャルロット・サリュスト=ブリドゥ(ヴァイオリン)、エミリエ・ヘーンルント(ヴィオラ)、クレール・ティリオン(チェロ)。
ガット弦を選択する理由について、メンバーはスティール弦に比べて楽器のバランスが取りやすく、音楽そのものに集中できると語る。また、ガット弦は演奏者の人間性が表れやすく、脆さを含めた美しさがあるとした。ベートーヴェンの演奏においてスティール弦の方が良いと思うことはないと全員が回答した。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の録音プロジェクトは、レコード会社のリクエストにより番号順に進められており、初期から中期、後期へと取り組むことで作曲家への理解が深まったという。今回リリースされた第4弾には、第7番《ラズモフスキー第1番》と第8番《ラズモフスキー第2番》が収録されている。
「キアロスクーロ(明暗)」という団体名の通り、演奏においてコントラストを重視しており、緊迫感とそこからの解放を大切にしている。今後の活動として、ベートーヴェンの全集完成後にハイドンの全集録音を目指すほか、シューマンなどのレパートリー拡大も予定している。
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出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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