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🇯🇵 日本ピアノぶらあぼ · 2026年6月4日 07:31 · インタビュー· 約1分で読めます

五十嵐薫子 ピアノ・リサイタル心の奥に秘められた、内なる声と向き合う

五十嵐薫子 ピアノ・リサイタル 心の奥に秘められた、内なる声と向き合う

日本語要約
2022年ジュネーヴ国際音楽コンクール入賞のピアニスト・五十嵐薫子が、東京で全3回のリサイタルを開催する。テーマは「彼方からの声と、応える声」。第1回はバッハ、ショパン、ラヴェル、ムソルグスキーの作品を通じ、死者から受け取るエネルギーと個人の内なる声の解放を表現する。以降、踊りや祭りをテーマにした第2回、ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」を演奏する第3回を予定している。
全文(日本語)

2022年ジュネーヴ国際音楽コンクール入賞を機に活躍の場を広げるピアニスト、五十嵐薫子が、今年から東京で全3回のリサイタルを開催する。今回のテーマは「彼方からの声と、応える声」である。

五十嵐は、生の音楽を通じて普段表に出ていない感情を引き出す場を提供したいという想いを持っている。この考えは、ジュネーヴコンクールでプログラムノートを執筆する課題を通じて言語化された。彼女は、演奏を通じて「人が内に秘めた声を解放してあげる」ことを目指している。

第1回のリサイタルでは、自身のあり方を提示する作品としてJ.S.バッハの楽曲から開始する。続いて、死に影響を受けて書かれたショパンの「葬送ソナタ」、ラヴェルの「クープランの墓」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を演奏する。五十嵐は、亡き人々が作品を通じて現代にエネルギーを届けている側面に注目し、それを受け取った聴衆からどのような「声」が立ち上がるかを見たいと語る。特に「展覧会の絵」については、亡き友への視点と、プロムナードを歩くムソルグスキー自身の視点が共存している点に触れ、多様な小品を融合させる試行錯誤を行っている。

今後の構想として、第2回は「踊りや祭り」をテーマに、あの世とこの世の境界が薄くなるような作品を取り上げる。第3回は、ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」を演奏する予定である。

公演情報:

・2026年7月26日(日)14:00 浜離宮朝日ホール

・2026年8月11日(水・祝)名古屋/電気文化会館 ザ・コンサートホール

・2026年9月19日(土)長野/サントミューゼ上田市交流文化芸術センター(小)

▼関連キーワード解説 (5)
ショパン人物・団体Wikipedia ↗

フレデリック・フランソワ・ショパン は、ポーランド出身の、前期ロマン派音楽を代表する作曲家。当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家としても有名だった。その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、ピアノの詩人とも呼ばれるようになった。様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いていった。夜想曲やワルツなど、今でも彼の作曲したピアノ曲はクラシック音楽ファン以外にもよく知られている。これらの情熱的かつダイナミックな曲はクラシックピアノを学ぶ者の憧れであり、大きな目標となっている。そのためピアノの演奏会において取り上げられることが多い作曲家の一人である。また、母国ポーランドへの強い愛国心からフランスの作曲家としての側面が強調されることは少ないが、父の出身地で主要な活躍地だった同国の音楽史に占める重要性も無視できない。

ラヴェル人物・団体Wikipedia ↗

ジョゼフ・モーリス(モリス)・ラヴェル は、フランスの作曲家。『スペイン狂詩曲』やバレエ音楽『ダフニスとクロエ』『ボレロ』の作曲、『展覧会の絵』のオーケストレーションで知られる。

ムソルグスキー人物・団体Wikipedia ↗

モデスト・ペトローヴィチ・ムソルグスキー は、ロシアの作曲家で、「ロシア五人組」の一人。「五人組」の中では、そのプロパガンダと民謡の伝統に忠実な姿勢をとり、ロシアの史実や現実生活を題材とした歌劇や諷刺歌曲を書いた。国民楽派の作曲家に分類され、歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』や管弦楽曲『禿山の一夜』、ピアノ組曲『展覧会の絵』などが代表作とされる。

ベートーヴェン人物・団体Wikipedia ↗

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン は、ドイツの作曲家、ピアニスト。音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えた。

浜離宮朝日ホール会場Wikipedia ↗

浜離宮朝日ホール(はまりきゅうあさひホール)は、東京都中央区築地にある、朝日新聞東京本社内のホール。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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