Salzbourg célèbre les soixante ans de Cecilia Bartoli
ザルツブルク、チェチーリア・バルトリの60歳を祝う

チェチーリア・バルトリは去る6月4日に60歳の誕生日を迎えた。ザルツブルクは、聖霊降臨祭に初演された(バルトリ自身が芸術監督を務める)『ランスへの旅』の夏音楽祭での再演に際し、8月8日の公演に続いて、上演スケジュールを変更してまで、この歌手を祝うガラコンサートを開催した。ロランド・ヴィラゾン(バルトリと共に『椿姫』の乾杯の歌を歌唱)が司会を務め、コンサートではバルトリと親交のあるアーティストたちが演奏を披露した。
プラシド・ドミンゴ(85歳)は、アントニオ・パッパーノのピアノ伴奏で『微笑みの国』を歌った。続いてプレティ・イェンデが『ドン・パスクワーレ』より「騎士はあの眼差しを」を歌い、繊細で魅力的なノリーナを演じた。
ラン・ランはフランツ・リストの『コンソレーション』を繊細に演奏し、その後、エルネスト・デ・クルティス作曲の歌曲「Caro ti voglio tanto bene」(当初予定されていた、より有名だが状況にそぐわない「忘れな草」の代わり)でバルトリの伴奏を務めた。
ヴァイオリニストのマキシム・ヴェンゲーロフと、彼の二人の娘リサ(ピアノ)とポーリーヌ・ヴェンゲーロヴァ(チェロ)からなる「トリオ・ヴェンゲーロフ」は、ヨーゼフ・ハイドン作曲のピアノ三重奏曲第39番ト長調 Hob. XV:25の第3楽章「ハンガリー風ロンド」と、アストル・ピアソラの「リベルタンゴ」を演奏し、レパートリーの多様性を示した。アントニオ・パッパーノは指揮棒を執り、バルトリとレ・ミュジシャン・デュ・プランスによる『セビリアの理髪師』の「今の歌声は」を指揮した。最後に、『ランスへの旅』の出演者たちがプレティ・イェンデとロランド・ヴィラゾンを加え、『セビリアの理髪師』第1幕のフィナーレを演奏し、この曲は音楽監督のジャンルカ・カプアーノが指揮した。
全体で1時間15分ほどの音楽と、愛情あふれるメッセージが交わされ、『ランスへの旅』の陰鬱な演出を忘れさせるような内容となった。イベントの締めくくりとして、ザルツブルク音楽祭のクリスティーナ・ハンマー会長が、バルトリの誕生日と音楽祭との特別な関係を記念し、ルビーをあしらった金製の栄誉あるブローチ「Festspielnadel」を贈呈した。バルトリはいつものユーモアを交え、プラシド・ドミンゴに対し、「その日に何か予定が入っていない限り」という条件付きで、70歳の誕生日のコンサートへの出演を前もって依頼した。