L’urgence de la Turangalîla à Lyon
リヨン・オディトリアム=モーリス・ラヴェルにて、ニコライ・シェプス=ズナイダー指揮によるメシアン『トゥーランガリラ交響曲』が演奏される
リヨンのオディトリアム=モーリス・ラヴェルは、170のイベントが予定されている2026/2027年の充実したプログラミングの開幕として、オリヴィエ・メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』を演奏した。シーズンの締めくくりに理想的とも思える作品だが、今こそ急務であった。
マーラーのような演奏時間と規模を持つこの作品は、1948年にレナード・バーンスタインの指揮によりボストンで初演された。メシアン唯一の交響曲であり、その巨大さや抗いがたいエネルギーで圧倒する一方、「星たちの血の歓喜」やガーシュウィン風の終曲に見られるアメリカ的な要素、また「愛の発展」の屈託のないシンプルな着想なども併せ持つ。1時間20分にわたり展開される4つの主題や、充実した打楽器群、バリ島のガムランを思わせるチェレスタ・グロッケンシュピール・ヴィブラフォンのトリオ、チューバ、ピアノ、オンド・マルトノといった独自の楽器編成が強い印象を与える。
『千人の交響曲』と同様、鮮烈な導入部を過ぎるとトゥッティよりも独奏的な音色の組み合わせ(「愛の歌 II」)が重視され、それゆえに「星たちの血の歓喜」のようなトゥッティがより大きな効果をもたらす。オンド・マルトノがトランスと法悦(「愛の眠りの庭」)を行き来する固有の色彩を与え、ピアノの存在感は巨大な協奏曲のようでもある。
マーラーの第7番やリヒャルト・シュトラウスの『アルプス交響曲』などを手掛けてきた指揮のニコライ・シェプス=ズナイダーは、本作に対し非常にリラックスした様子で臨んだ。10台のコントラバスを擁する編成ながら、自然で流麗、軽やかさすら感じさせる響きを奏でた。オーケストラの前に設置された4つのスピーカーから音を響かせるオンド・マルトノ奏者のセシル・ラルティゴー、そしてオーケストラの中で輝きを放ったピアニストのピエール・チブーが共演した。
大戦直後に書かれた『トゥーランガリラ交響曲』は、人間への信頼を表明する作品である。
