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🇯🇵 日本オーケストラクラシックナビ · 2026年10月24日 13:31 · レビュー· 約2分で読めます

クリストフ・エッシェンバッハ指揮 NHK交響楽団 第2073回 定期公演 Cプログラム N響100年特別企画 ベートーヴェン交響曲全曲演奏2

クリストフ・エッシェンバッハ指揮によるNHK交響楽団のベートーヴェン交響曲全曲演奏シリーズ第2回公演レビュー

日本語要約
NHK交響楽団創立100年特別企画のベートーヴェン交響曲全曲演奏の第2回となる第2073回定期公演Cプログラムが開催され、クリストフ・エッシェンバッハが指揮を務めた。エッシェンバッハは左半身を自在に動かせない様子で杖をつき、椅子に座ってほぼ右手だけで指揮。川崎洋介コンサートマスターのもと、楽団は精緻なアンサンブルを繰り広げ、「エグモント」序曲、交響曲第8番、第5番「運命」を演奏した。
全文(日本語)

クリストフ・エッシェンバッハが客演したNHK交響楽団の10月定期公演Cプログラム初日のレビュー。今月創立100年を迎えたN響では、9月から毎月C定期でベートーヴェンの交響曲を取り上げ、12月の「第9」公演でツィクルスを完成させる特別企画を実施しており、その2回目として交響曲第8番および第5番が演奏された。

エッシェンバッハは左半身が自在に動かせない様子で、オーケストラ・メンバーとともに介添えの男性に支えられて杖をついて登場し、椅子に座っての指揮となった。

1曲目は交響曲に先立ち「エグモント」序曲が演奏された。ほぼ右手だけの指揮で拍の打点が不明瞭な箇所もあったが、川崎洋介コンサートマスターの中腰でのリードのもと、アンサンブルに乱れはなく燃焼度の高い演奏となった。弦楽器は14型、ヴァイオリンは対向配置、管楽器は指定通りの数でアシスタント奏者の増強はなく、楽譜はブライトコプフ版が使用された。

2曲目の交響曲第8番は、テンポが全体にやや遅めながら、楽員同士が音を聴き合い引き締まったアンサンブルを展開。第3楽章トリオでは客演奏者である千葉交響楽団の大森啓史による1番ホルンと、首席クラリネットの松本健司の演奏が牧歌的な雰囲気を醸し出した。

メインの交響曲第5番「運命」では、第1楽章冒頭から気迫のこもった演奏が展開され、268小節目では客演奏者である新日本フィルの神農広樹首席によるオーボエのカデンツァが響いた。川崎コンサートマスターのリードと久保昌一首席による的確なティンパニのもと、室内楽のような端正なアンサンブルが繰り広げられた。第4楽章の盛り上がりの後、客席から大喝采が沸き起こった。

【公演データ】

NHK交響楽団 第2073回 定期公演 Cプログラム

N響100年特別企画 ベートーヴェン交響曲全曲演奏2

日時:10月23日(金)19:00(他日公演:10月24日(土)14:00)

会場:NHKホール

指揮:クリストフ・エッシェンバッハ

管弦楽:NHK交響楽団

コンサートマスター:川崎洋介

プログラム:

・ベートーヴェン:「エグモント」序曲

・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」

▼関連キーワード解説 (4)
クリストフ・エッシェンバッハ人物・団体Wikipedia ↗

クリストフ・エッシェンバッハ は、ドイツのピアニスト、指揮者。

NHK交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人NHK交響楽団 は、日本にあるオーケストラの一つ。通称「N響(エヌきょう)」。所在地は東京都港区高輪二丁目16番49号。公益社団法人日本オーケストラ連盟正会員。近衛秀麿らによって設立された「新交響楽団」が源流である。

川崎洋介人物・団体Wikipedia ↗

川崎 洋介 は、アメリカ、ニューヨーク出身のヴァイオリニスト。父はヴァイオリニストの川崎雅夫。

千葉交響楽団人物・団体Wikipedia ↗

公益財団法人千葉交響楽団 は、千葉県千葉市に本拠地を置くオーケストラである。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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