La 7e de Mahler par Paavo Järvi et la Tonnhalle Zurich : l’embellie se poursuit…
パーヴォ・ヤルヴィとチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団によるマーラー交響曲第7番:好調な歩みは続く
パーヴォ・ヤルヴィとチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団によるマーラー交響曲第7番:好調な歩みは続く
パーヴォ・ヤルヴィ率いるチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団は、マーラーの交響曲全集の録音を継続しており、今回は第1番、第5番に続く作品として交響曲第7番が取り上げられた。
近年まで不当に評価が低く、演奏機会も少なかったグスタフ・マーラーの交響曲第7番は、複雑で曖昧な作品である。この曲には、混沌の下に存在する秩序という隠されたメッセージが秘められており、スペインの作曲家ルイス・デ・パブロも数年前にその点に言及していた。1905年に作曲され、1908年にプラハで作曲者自身の指揮により初演された本作は、5つの楽章からなる同心円状の構成をとっている。2つのアレグロが2つの「夜の音楽(ナハトムジーク)」を挟み、中央にスケルツォを配するという完璧に組織された対称的な構造は、不協和音や急激な転調、ロマン派と近代(シェーンベルクの室内交響曲に近い)の橋渡しとなる揺れ動く調性といった複雑な音楽的内容と対照をなしている。不適切なタイトルが付けられているものの、本作は闇から光への長い道のりを表現しており、曖昧さに満ちたフィナーレで幕を閉じる。
パーヴォ・ヤルヴィとチューリッヒのオーケストラによる今回の演奏は、明晰さ、読みやすさ、正確さ、ソリストの技量、オーケストラの結束という点で、これまでの第1番、第5番の解釈の延長線上にある。冒頭のアレグロは、ホルンによる不安と脅威に満ちた神秘的な開始で幕を開け、速い部分と瞑想的な部分が交互に現れる構造の中で、葬送行進曲のリズムに乗って進んでいく。そこには夢のような流麗さ(ハープ)が挿入され、ヤルヴィは構造的な複雑さを持ちながらも、混沌としつつ音響的には完璧に整理された説得力のあるヴィジョンを提示している。第1楽章は、抑制された表現主義的なアクセントと変化に富んだ色彩が特徴である。
「夜の音楽 I」において、ヤルヴィはホルンによる幽玄な雰囲気の中で、ダンスの動き(ワルツ、行進曲)、軍隊やジプシーの旋律、中欧の雰囲気や村の祭りなど、マーラーの過去の交響曲(特に第1番)を想起させる数々のテーマを色彩豊かに描き出している。リズムの制御が見事な中央のスケルツォは、典型的で毒気を含んだ魅惑的なワルツであり、中間のトリオでは、サーカスのようなユーモラスな要素が顔を出す。第2の「夜の音楽」は、弦楽器、ギター、マンドリン、金管、ハープという独特の編成によるロマンティックな愛のセレナーデであり、優雅さと繊細さ、そして俗っぽさの間で揺れ動くが、やや情熱に欠けるかもしれない。最後のアレグロは、驚異的な技巧を要するオーケストラの火花散る演奏であり、金管楽器のファンファーレが勝利を告げるように響き渡る。それは混沌の中に秩序が立ち現れる瞬間であり、ルイス・デ・パブロの解釈を裏付けるようなヴィジョンである。この素晴らしい演奏は、バーンスタイン(ニューヨーク・フィル)、アバド(ベルリン・フィル)、ラトル(バイエルン放送響)らの名演と並ぶものであり、今後の全集の展開が期待される。