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🇯🇵 日本声楽Ontomo · 2026年6月21日 00:01 · インタビュー· 約1分で読めます

田代万里生×塩田明弘対談【前編】オペラとの違いは?ミュージカル指揮者の仕事

田代万里生×塩田明弘対談【前編】オペラとの違いは?ミュージカル指揮者の仕事

日本語要約
ミュージカル俳優の田代万里生が、音楽監督・指揮者の塩田明弘を招き、オペラとミュージカルの指揮の違いや自身のキャリアについて語り合う対談。声楽出身の二人が、芝居を重視するミュージカル指揮の役割や、音楽を「楽しむ」ことの重要性について議論する。
全文(日本語)

ミュージカル俳優の田代万里生が、音楽監督・指揮者の塩田明弘を招いた対談の前編。二人はともにオペラ出身であり、塩田は音大で声楽を学んだ後に指揮科へ転向し、オペラの副指揮者を経てミュージカルの世界へ入った経歴を持つ。

塩田が指揮者を志したきっかけは、中学生の時に観たミュージカル『ラ・マンチャの男』。舞台のピットにいる指揮者の姿に衝撃を受け、音楽と芝居が融合する世界に魅了された。恩師の助言により、まずは声楽を学び、その後指揮科へ転科。オペラの現場で10年間の研鑽を積んだ。

オペラとミュージカルの指揮の違いについて、塩田は「ミュージカルは芝居が非常に重要であり、音楽が芝居をしているように見せることが指揮者の仕事」と語る。指揮者は技術だけでなく、知識量、統率力、人間力が求められ、リハーサルでのキャストとオーケストラとの「橋渡し」が作品の土台となる。

また、ミュージカルはオペラと異なり、楽曲のスタイルが多様に変化している点に言及。田代は、クラシック音楽の歴史に対し、ミュージカルは現在進行形で歴史が作られている文化であると指摘した。塩田は、歌・芝居・踊りといった複雑な要素を自身の音楽で一つに束ねることに指揮者としての喜びを感じていると述べる。

対談の最後には、互いの魅力について語り合った。塩田は田代の歌声を「音符に色をつけられる」と評し、田代は塩田を「イタリア・オペラの香りがする指揮者」と称した。二人は共通して、プレッシャーの中でも「音を楽しむ」という精神が舞台において最も重要であると結論づけた。

関連キーワード解説 (5)
田代万里生人物・団体Wikipedia ↗

田代 万里生 は、日本の歌手、声楽家(テノール)、俳優。長崎県生まれ。東京都、その後埼玉県に育つ。ESCOLTAメンバー。2009年よりホリプロ所属。

塩田明弘人物・団体Wikipedia ↗

塩田 明弘 は日本のミュージカル指揮者・音楽監督。東宝、宝塚歌劇、劇団四季などのミュージカルやコンサートで指揮をとる。日本演劇協会会員。

カール・ベーム人物・団体Wikipedia ↗

カール・ベーム は、オーストリアの指揮者。学位は法学博士(グラーツ大学)。称号はオーストリア音楽総監督、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者。

カラヤン人物・団体Wikipedia ↗

ヘルベルト・フォン・カラヤン は、オーストリア=ハンガリー帝国、ザルツブルク公国ザルツブルク生まれの指揮者。

プッチーニ人物・団体Wikipedia ↗

ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニ は、イタリアの作曲家。その作品である『トスカ』、『蝶々夫人』、『ラ・ボエーム』などのオペラは今日でも上演の機会が多いことで知られる。イタリアのルッカに生まれ、ベルギーのブリュッセルで没した。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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