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🇯🇵 日本ピアノレコ芸ONLINE · 2026年11月6日 10:32 · レビュー· 約1分で読めます

ミケランジェリ、ライヴと録音の狭間で①

神保夏子による連載「名演奏家再批評」、ピアニストのアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリを論じる第1回が公開

日本語要約
音楽之友社の連載「名演奏家再批評」第11弾にて、神保夏子によるピアニストのアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリに関する論考の第1回が公開された。1971年録音のドビュッシーの《映像》や《子供の領分》を取り上げ、その緻密なコントロールによるハイパーリアリズム的な音像と身体性について論じている。
全文(日本語)

金曜連載「名演奏家再批評」の第11弾として、近代フランス音楽史・演奏文化史を専門とする神保夏子による、ピアニストのアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920〜95)を論じる連載(全4回)の第1回が公開された。

ミケランジェリはイタリア・ブレシア出身で、1939年のジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝し国際的な名声を確立した。完璧主義的な技巧、透明感あふれる音色、緻密に磨き上げられた演奏様式を特徴とし、寡作ながら数々の録音を残している。

第1回「超高解像度のドビュッシー」では、ドイツ・グラモフォン(DG)による1971年7月録音のドビュッシー《映像第1集》《同第2集》《子供の領分》(品番:UCCS50359)が取り上げられている。神保氏は、〈水に映る影〉や〈金の魚〉の演奏において、フレーズの撓みからペダルの残響による微細な濁りの設計に至るまで綿密にコントロールされ、印象主義というよりハイパーリアリズム絵画のようであると分析する。また、ミケランジェリに師事したピアニストの高野耀子氏による「弾く前にまず出したい音を想像する」という証言を引きつつ、その高精度の技術や脳内の高解像度イメージの具現化、そして本来「生もの」であるはずの身体性との関係について考察を展開している。連載の第2回は2026年11月13日に公開予定となっている。

▼関連キーワード解説 (2)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ人物・団体Wikipedia ↗

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ は、イタリアのピアニスト。単にミケランジェリと呼ばれることが多いが(本項でも以下これを用いる)、本来は「ベネデッティ・ミケランジェリ」が姓である。生前より伝説的なピアニストと称される一方で、奇行の多さから変人としても有名であった。

高野耀子人物・団体Wikipedia ↗

高野耀子 は日本のピアニストである。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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