ARDミュンヘン国際音楽コンクール 弦楽四重奏部門でカルテット風雅が第3位入賞
カルテット風雅がARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位に入賞

8月30日にスタートしたミュンヘン国際音楽コンクールは、弦楽四重奏部門の本選の審査が現地時間9月12日に行われ、カルテット風雅(ヴァイオリン:落合真子、小西健太郎/ヴィオラ:川邉宗一郎/チェロ:松谷壮一郎)が第3位に入賞した。優勝は、ベルリンを拠点とするヴィアトーレス・クァルテット。
◎ARDミュンヘン国際音楽コンクール 弦楽四重奏部門 最終結果
第1位:VIATORES QUARTET(ドイツ/イギリス/ポルトガル/トルコ)
第2位:該当なし
第3位:QUARTET FUGUE(日本)/KATARINA STRING QUARTET(カナダ/アメリカ)
聴衆賞・委嘱新作最優秀演奏賞:VIATORES QUARTET
今年はファゴット、オルガン、打楽器、弦楽四重奏の4部門が実施された。弦楽四重奏部門には、カルテット風雅のほか、セミファイナルまで進出したクァルテット浬など、日本人奏者をメンバーに含むグループも複数参加した。審査員長はヴィネタ・サレイカ。そのほか、ピエール・コロンべ、ヴェロニカ・ハーゲンらが審査員を務めた。
本選では、ベートーヴェンまたはシューベルトの弦楽四重奏曲から1曲と、バルトークの弦楽四重奏曲1曲が課題となっていた。カルテット風雅は、バルトークの弦楽四重奏曲第5番に続いて、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 op.127を演奏した。
カルテット風雅は2023年、2001年生まれの4人によって結成。プロジェクトQ・第22、23章に参加、サントリーホール室内楽アカデミー第8期フェローに選ばれた。今年5月には大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第2位に入賞し、ボルドー弦楽四重奏フェスティバル賞も受賞。イタリア・シエナのキジアーナ音楽院夏期アカデミーで学び、ドイツやスペインなど欧州の音楽祭にも参加している。この秋からはハノーファー音楽演劇メディア大学(HMTMH)の室内楽修士課程に進学し、オリヴァー・ヴィレに師事する。
カルテット風雅は帰国後、9月23日に京都、25日に東京でリサイタルを開催する。
