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🇯🇵 日本室内楽ぶらあぼ · 2026年6月8日 07:31 · レビュー· 約1分で読めます

【CD】伊藤弘之作品集/ディオティマ弦楽四重奏団

【CD】伊藤弘之作品集/ディオティマ弦楽四重奏団

日本語要約
伊藤弘之の作品集CDがフォンテックより発売。ディオティマ弦楽四重奏団が、弦楽四重奏曲第1番・第2番、「ジェミナイ」、「デュオ」等を演奏。微分音やフラジオレットを用いた精緻な書法による揺らぎやずれが、ディオティマの演奏で丁寧に描き出されている。
全文(日本語)

伊藤弘之は微分音やフラジオレットなど弦楽器の精緻な書法を通して、揺らぎやずれを作り出す。それは歪んだ鏡を覗き込んでいるような、現実感を伴わないどこか虚ろなイメージとなって流れていく。この特徴は二つの弦楽四重奏曲(2002、2013)や「デュオ」(2006)に共通し、ディオティマ弦楽四重奏団の手練れたちがその微妙な移ろいを丁寧に描き出している。収録作で最も古い「ジェミナイ」(1989)では、二つのヴァイオリンが激しくぶつかり鋭いきしみを生むが、この強烈なエネルギーを脱力していった先であの揺らぎやずれにたどり着いたと解釈すれば、伊藤の美意識のありかがみえてくるだろう。 文:江藤光紀 (ぶらあぼ2026年6月号より)

【information】

CD『伊藤弘之作品集/ディオティマ弦楽四重奏団』

伊藤弘之:弦楽四重奏曲第1番、同第2番、2人のヴァイオリン奏者のための「ジェミナイ」、ヴァイオリンとヴィオラのための「デュオ」 他

ディオティマ弦楽四重奏団 【ユンペン・ジャオ、コンスタンス・ロンザッティ(以上ヴァイオリン)、フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)、ピエール・モルレ(チェロ)】

フォンテック FOCD9929 ¥3080(税込)

関連キーワード解説 (1)
伊藤弘之人物・団体Wikipedia ↗

伊藤 弘之 は、現代音楽の作曲家。山形県出身。父親は作曲家の伊藤俊幸。

出典: Wikipedia 日本語版(各項目の要約・CC BY-SA)
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ディオティマ弦楽四重奏団ユン・ペン・ジャオシャンゼリゼ劇場
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伊藤弘之ディオティマ弦楽四重奏団ユンペン・ジャオコンスタンス・ロンザッティフランク・シュヴァリエピエール・モルレ弦楽四重奏曲第1番弦楽四重奏曲第2番ジェミナイデュオ
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